2011.08.07 掃海艦「はちじょう」体験航海
8月6日・7日に浦安で行われた、「マリンフェスタイン浦安」の体験航海に参加してきました。
その時の写真です。
写真多めなんで、「続き」からどうぞ。
最寄り駅は、千葉地本の体験航海恒例の新習志野駅…ではなく、今回は舞浜駅。
家族連れとカップルだらけの場所に一人で来たミリオタ、まぁ浮くこと甚だしく…(´・ω・`)
集合場所は、舞浜駅から徒歩15分の「浦安市総合運動公園」なので、
隣のテーマパークには目もくれずに歩き出します。
私の当選回が、「8月7日 1回目(午前9:40~)」だったので、
単純に時間に余裕がなかった、という理由もありますけど。
<舞浜駅のバス停の様子>
東日本大震災による液状化の被害が生々しく残ってます。
運動公園では、82式指揮通信車などが展示されていました。
もろ逆光で撮りづらい。
ここからバスに乗って体験航海の岸壁へ。
写真は撮ってませんが、いまだに傾いたままの電柱が多かったですね…。
ちなみに、今回の体験航海で使用された岸壁は、オリエンタルランドの岸壁でした。
東日本大震災の際に、オリエンタルランド岸壁で、自衛隊による給水支援が行われたことがきかっけ…らしいです。
これが今回乗艦した掃海艦「はちじょう」。
これがどういう種類の船かというと、機雷(水中に設置されて、艦船が接近又は接触したとき、自動または遠隔操作により爆発する水中兵器=Wikipediaより)を排除して、航行する船の安全を守るための船です。
四方を海に囲まれた日本には、無くてはならない種類の船ですね。
詳しめに書くと、外洋での掃海も視野に入れて建造され、深深度掃海も可能な「やえやま型掃海艦」の3番艦です。
上の写真が無理矢理なアングルになった理由ですが、今回は、バスを降りたらすぐ乗艦という流れで、
艦全体を望むアングルからの撮影は出来ませんでした。
今回は、「やえやま」と「はちじょう」が以下のように係留されていたので、
先に「やえやま」が出港し、後から「はちじょう」が出港します。
やえやま
はちじょう
~岸壁~
岸壁から音楽隊の演奏する「軍艦行進曲」が聞こえてくる中、
「出港用意」の号令の下、出港ラッパが吹かれて出港です。
護衛艦の体験航海とは異なり、武器展示が無い(いわゆる『武器』は20mm機関砲だけ)ので、
体験公開中は、ひたすら甲板や室内を巡ります。
掃海艦でしか見られない装備品もありますしね。
<関係ないけど、ディズニーランドとスカイツリー>
出港から10分ほどの地点で撮影。海から見たS.S.コロンビア号。
スカイツリーはモヤっててぼやけ気味。
<木の甲板>
機雷には、船の磁気に反応して爆発する種類のものもあるので、海上自衛隊の掃海艦・掃海艇は基本的に木製です。
・機雷掃海
簡単に書くと、海底の錘と機雷(係維機雷)を結ぶワイヤー(係維索)を、曳航するカッターで切り、
浮上した機雷を破壊するのが機雷掃海。
<艦首の20mm機関砲>
浮いてきた機雷を銃撃して破壊する…ための武器のはずですが、
最近では、確実に機雷を破壊するために機雷を爆破するようになり、使われることはあまりないとか。
<水中処分艇>
これが、機雷に爆薬をしかける「水中処分員」が使用する『水中処分艇』。
今回は、掃海艦からの万一の落水に備えて、掃海艦の後ろを航行していました。
・機雷掃討
機雷探知機で個々の機雷を捜索し、発見した機雷を処分用の爆雷で爆破するのが「機雷掃討」。
機雷掃討に使用される「S-7航走体」。
これで係維機雷のワイヤー(係維索)を切断したり、海底の機雷に爆薬をしかけたりする。
甲板の展示を一通り見終わった後、科員食堂でアイスクリームを食べたりしたんですが、
人が多く写真が撮れなかったので、写真はありません…。
科員食堂で涼んでいると、いつのまにやら体験航海も終了が近づき、
出港した岸壁近くまで戻ってました。
<着岸前>
↑船橋の体験航海でおなじみのタグ「みついし」
「はちじょう」にはバウスラスターが付いていて、自力での離着岸が可能です。
護衛艦の体験航海の時には忙しそうにしているタグボートも、今日は暇そうでした(笑)
着岸後、バスで運動公園まで戻り、そこで解散となりました。
東日本大震災の災害派遣の写真などを見てから、会場を後にしました。
体験航海の関係者の方々に感謝しつつ、
以上で、掃海艦「はちじょう」体験航海の日記を終わりにします。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。
★あとがき
時系列で書くと、この後、蘇我に行ってるんですが、それは別記事で。
※アップ日=8月13日
| 固定リンク
コメント