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2013年10月11日 (金)

品川駅改良工事レポ (2013/10/05)

11月22日~24日に、改良工事で行われる全5回の線路切り換えのうち、
留置線の全面切換などが実施され最大規模となる、「第3回切り換え工事」が迫る品川駅。

切り換え工事まで、あと1ヶ月半強まで迫った品川駅の様子を10月5日に観察してきました。

前回のレポート(7月14日)からは、3ヶ月ほど経過したことになります。

まず始めに、今回の第3回切り換えでは、どのようなことが行われるのかを軽くまとめておきます。
これまで、このブログでは、主に品川駅構内の工事を取り上げてきましたが、
今回の切換では、東北縦貫線開業に備えた9~11番線への東京方への折り返し機能設置の他に、
田町の留置線の総切り換えという一大変化が起きます。

文章だけではとても説明しきれないので、いつも通りの酷い図を置いておきます。

Shinagawa202_for_up_3
   
【図の作成元】国土情報ウェブマッピングシステム国土画像情報(カラー空中写真) 国土交通省 平成元年度より
(Google先生あたりの航空写真が使えるといいんですが、権利的に怖いので、国交省のカラー空中写真を利用しました。かなり古いですが…)

これまで使用されていた田町車両センターの留置線(写真中の青の斜線が引かれた場所)は全て使用停止となり、
かつて、月見群線(到着線)・旧品川運転所・高輪群線・白金群線(洗浄線)が存在した位置(写真中の緑の線で囲まれた位置)に建設された、
新留置線群が開始開始となります。

なお、この新留置線群の名称について、今のところ明確な資料は存在しませんが、こちらのブログによると、
架線柱に「札」「白」「月」などの札が確認されているとのことなので、
新留置線群は、現在の呼称を引き継ぐようです。

また、将来的な話になりますが、
第3回線路切換が完了し、旧田町車両センターの建物などが撤去された後に、
写真中ピンク色の位置へ、東海道上り本線・京浜東北線・山手線の線路が移設される予定になっています。

空いた敷地は、都心の常として再開発へ。
新聞などで時々報じられている『山手線の新駅』は、この、再開発が行われる場所に設置されるようです。

 
以下、いつも通りの観察記に戻ります。


<自作構内図>

5
  ※クリックで拡大します。別タブか別ウインドウで表示させておくと、レポートが分かりやすくなるかもしれません。

 
まずは、10・11番線の川崎寄りの様子からスタート。

Img_18102<11番線から撮影>
前回からさらに工事が進み、ホームの舗装が完了、ホーム端の誘導ブロックの設置も大詰めのようです。

Img_18132<11番線から撮影>
川崎寄りに新設された階段とその付近も、ほぼ完成形となったようです。

Img_18362<連絡通路で撮影>
新階段と通路が接続する箇所も工事が終わり、あとは仮設フェンスを片付けるだけの状態になっていました。
 

Img_18112<11番線から撮影>
9・10番線ホームの川崎寄り全景。
使用停止から約1年、以前の土盛りホームは完全に撤去され、鉄骨が支えるホームになりました。

Img_18122<11番線から撮影>
現在は使用が停止されている9・10番線の川崎寄りの線路には、
11月の線路切換で使用されると思われる分岐機が仮置きされていました。
 
写真には写っていませんが、9番線から延びる線路は、
東海道線の本線に繋がるシーサスクロッシングと再接続されたようです。


ここで、横須賀線西大井寄りの配線改良(渡り線の新設)について。
※この渡り線新設の詳しい内容は、以前の記事を参照

Img_18062<13番線から撮影>
この場所は、11月の切り換えで一斉に工事が行われるようで、
以前からの変化はほとんどありませんでした。

ただ、切り換え工事に備えての準備工事(バラストの袋詰め?)のせいか、
既に速度制限がかけられていました。
 

~先ほどの構内図の詳細版~

201310ver
 


話を戻して、次は9・10番線中程の様子を。

Img_18082<11番線から撮影>
長いことホームの舗装が実施されず、未完成だったの10番線のこの場所(7月の様子)ですが、
切り換え1ヶ月半前ということもあって、さすがに舗装が完了していました。

 
続いて、9番線中程の様子を。

Img_18272<8番線から撮影>
9番線側のホーム土留めも改良され、ホーム下に待避場所が確保されました。
既存の構造物(配管など?)で待避場所が確保できない場所は、しっかりと足かけが設置されています。

Img_18252<8番線から撮影>
臨時ホーム時代は階段のみだった、9・10番線ホーム中程にある階段ですが、
縦貫線開業後はこのホームに発着する列車が増えるため、エスカレーターが設置されました。


続いて、9・10番線の東京寄りの様子を。

Img_18242<8番線から撮影>
まずは、9番線の様子から。

従来の配線から大幅な変更が加えられている9番線の東京寄りですが、
この場所も、ほとんどの工事が終わっているようでした。
7月の時点では吊架線だけだった架線も、トロリ線まで設置が済んでいます。

Img_18222<8番線から撮影>
かつてこの場所には、旧9・10番線時代から使用されていた(旧)階段がありましたが、
旧階段の撤去後に行われていた屋根の設置がほぼ完了し、
9・10番線ホームの東京寄りから、臨時ホーム時代の面影を残すものは消滅しました。

7月の時点では、この位置の屋根の工事があまり進んでいなかったので、
『この位置にエレベーターが設置されるかも?』と書きましたが…

Img_18232 
あっ… 屋根の設置が進んでますね…。
私の誤認だったようです。失礼しました。

 
続いて、11番線から確認した、(旧)田町車両センターの様子を。

Img_18162<11番線から撮影>
7月の訪問時と比べると、信号機器や新留置線群への架線が新たに設置されたことが確認できます。

新留置線の工事開始以降、この場所で昼を過ごすようになった「サンライズ」ですが、
この場所に留置される期間も、あと1ヶ月半となりました。
 

Img_18172<11番線から撮影>
10・11番線から、新留置線群に続くポイント群。
7月と比べると、写真の上の方が架線だらけになったことが分かります。


以下、切り換え1ヶ月半前の駅構内の様子などを。

Img_18182 
前回の「第2回線路切換」が終わった頃に掲出されたポスター。
掲出当時は、工事期間の終了時期が「平成25年末まで」となっていましたが、
第3回切換の日時が公表されたため、上からシールが貼られていました。
 

Img_18202 
あと1ヶ月半で、「臨時ホーム」の案内も見納めに。

もしかすると、11月の使用再開以降も、14年度の縦貫線開業までは特に用途のない9・10番線が、
暫定的に『臨時ホーム』と案内されるかもしれませんけど。

Img_181922 
こちらもまもなく見納めの、7・8番線から出る下り始発列車の案内。

縦貫線開業に備え、東海道線内での半自動ドアの取り扱いが、
宇都宮・高崎線と統一されることを告知するポスターが真横に貼られていました。


今回(10月5日観察)の品川駅改良工事レポートは以上です。

次回は未定ですが、第3回切換の直前、11月上旬か中旬頃に訪れたい…と思っています。

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コメント

はじめまして。
いつも楽しく拝見させてもらってます。

10月5日に調査をされたということですが、一つ進展がありました。
先週の何曜日か忘れてしまったのですが、横須賀線上りのダブルスリップスイッチが東海道線下りへの分岐機に交換されました。

おそらくですが、11月の切換までに交換または挿入できる分岐機はすべて工事を終える可能性があります。
そして切換工事では線路自体はあまりいじらず、連動装置などの工事に集中することが考えられます。

投稿: | 2013年10月13日 (日) 20時37分

貴重な情報ありがとうございます。

11月までは動きは無いだろう…と思っていましたが、見事に予想が外れました…。


第3回の線路切換時、東海道線の作業時間と比べて、
横須賀線の作業時間(11/23終電~11/24 10:20頃)が短いことを考えると、
投稿者様の推測通り、横須賀線側の工事は、事前にほとんどの線路工事を終わらせておく…という可能性が高そうですね。

近いうちに品川駅に行き、記事にまとめようと思います。


今後も、当ブログをよろしくお願い致します。

投稿: すいごう | 2013年10月14日 (月) 03時16分

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