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2014年1月27日 (月)

掃海艇「えのしま」一般公開@江の島(2013/12/22)

毎年クリスマス前後に、江の島で行われている掃海艇の一般公開。
毎年予定があって行けませんでしたが、
今年(※執筆開始時点)は他の予定と被らなかったので、はるばる江ノ島に行ってきました。

江の島での掃海艇の公開は、毎年この時期に江の島で開催されているライトアップイベント
「湘南の宝石~江の島を彩る光と色の祭典」の3イベントのうちのひとつ、
「江の島シーキャンドルライトアップ」の一環として行われるもので、電灯装飾(クリスマス仕様)と一般公開が行われます。

2012年3月に掃海艇「えのしま」が就役してからは、毎年「えのしま」が2年連続で公開されています。
近隣の掃海隊(横須賀地方隊の第41掃海隊)に、偶然、「江ノ島」と同名の掃海艇が在籍している偶然ってすごいですね。

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この日の江ノ島周辺は、晴れていたものの風が強く、江の島へ渡る "江ノ島弁天橋" の上でも、結構な風が吹いていました。

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江の島へは船も出ていますが、掃海艇が公開される湘南港とは真逆の位置(岩屋洞窟)に着くので、
掃海艇見学がメインのこの日は、素直に江ノ島弁天橋を使って江の島へ渡ることにしました。

1時間に1~2本程度のバスも出ていますが、天気のいい日は橋を歩いた方が気持ちよさそう。

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江ノ島弁天橋の途中から見える富士山。
この日は富士山方向の雲が少なく、富士山を撮る観光客が多かったですね。

途中…

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生しらすで有名なお店や、

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駐車場へ長蛇の列を作る車を横目に見つつ、湘南港へ。

モノレールの湘南江の島駅、江ノ電の江ノ島駅から道のりに約2km、徒歩30分程度で、
「えのしま」が公開される本船埠頭へ到着!

Img_01672<本船埠頭>
岸壁の長さ(100m程度?)に対して、やたら広いスペースですが、
地震発生時などに、ヘリ離発着場として使用されるため…とのこと(岸壁の掲示より)。

次から「えのしま」の写真へ。

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まずは乗艦前に撮った写真を。

停泊中ですが錨が降ろされてますね。
乗員の方曰く、「一般公開なので錨を降ろして揺れを抑えようとしてるんですが、今日は風が強いので、それでも揺れますね…」とのこと。

それでは乗艦~。

Img_01132<前甲板にて>
見学ルート上、最初の展示物は「20mm機関砲」。
この日は、機銃はカバーに覆われた状態で、近くに解説プレートが設置されているのみでした。

浮遊・浮流機雷を射撃して沈めるために掃海艇に装備されている20mm機関砲ですが、
『射撃して機雷を沈めるだけでは完全に無力化することが難しい』という理由から、最近はあまり使用されないとか。

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見学コース上、次に展示されていたのは、
水中の機雷に近づき、処分用爆雷をしかける水中処分員(EOD、簡単に言えばダイバー)が着るウェットスーツ。

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直後に展示されているのは、その水中処分員と強い繋がりのある「再圧タンク」。

不発弾処理・機雷処分を実施する水中処分員が減圧症となった場合に治療するために設置されているもの。

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潜水病患者が発生した場合は、
この狭いタンクの中に患者1人、介助者1人の計2人がこのタンクの中に入り、治療が行われるとのこと。

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別の角度から撮った再圧タンク。
写真手前の細長い部分に患者が、写真奥側の太い部分に介助者が入って治療が行われる…とのことです。
すぐ横に立っている人の大きさから、かなり狭いタンクだということが分かるかと。

潜水病の治療という重要な目的があるとは言え、こんな狭いタンクに2人も入るなんて…。
本職の人たちって凄い。

Img_01262<S-10掃討具>
続いて、前甲板から後甲板へ移動する途中で見えてきたのが「S-10掃討具」。

S-10掃討具は、正式には「水中航走式機雷掃討具」と言い、
掃海艇からの遠隔操作で機雷を捜索し、処分用爆雷を設置して機雷を処分する無人探査機です。

この最新の掃討具は、機雷探知・可変深度ソナー・機雷処分具
(処分用爆雷を設置して機雷を爆破)の3つの機能を兼ね備えていることが特徴で、
本級「えのしま型」と、前級の「ひらしま型」に装備されています。

ラッタルを降りて、フロートなどがある後甲板へ。

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後甲板には、掃海に使用されるフロートが所狭しと置かれています。

近年の機雷戦は、機雷をひとつひとつ確実に処分する「掃討」が主流になっていますが、
日本周辺は、掃討に向かない泥質の海底が多い事もあって、
海上自衛隊の掃海艇では、引き続き掃海能力も維持されています。

 
この後、見学コースは、科員食堂~艦橋と回ってから下艦するルートでした。
写真は何枚か取りましたが、人が大量に写っているのでアップは省略します…。

 
最後に、「えのしま」で興味深かった写真を何枚か。

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あれは…サンタ!?

クリスマス直前と言うことで、サンタコスをした乗員の方が。
写真には写っていませんが、親御さんに連れてこられた子供達も大満足だった様子←

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艦橋脇で展示されていた雪だるま。
オタク向けと言うよりは、クリスマス関連の一般向けイベントだったので、このようなものも展示されていました。

一通り見て回ってから、下艦。
乗員の方、関係者の方、ありがとうございました!
 

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最後に、逆方向から撮った「えのしま」を1枚。
艦後部のフロートや掃海具、クレーン等が見えるので、後方からの方が「掃海艇らしい写真」が撮れますね(今さら)。

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埠頭周辺を一回りしてから、配布されていた2014年のカレンダーを受け取って江ノ島を離脱しました。
本当はライトアップまで見ていきたいのですが、この後にも別の用事があったので…。
 
2013年12月に行われた、掃海艇「えのしま」一般公開レポートは以上です。

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