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2014年5月 4日 (日)

船の科学館 久々の訪問(2014/04/29)

2011年9月30日に公開が終了し、現在は「別館展示場」と「宗谷」のみが公開されている「船の科学館」。
先日、久々に行ってきたので、その時の様子をまとめておきます。

Img_078722<船の科学館駅にて>

まずは、休館中の本館の様子から。

Img_07892<船の科学館>
ゆりかもめの「船の科学館」駅を出た直後に見える、船の科学館の「本館」。

休館中でも、しっかりと手入れが行われているようで、
休館中の施設にありがちな、建物の雨だれや、散乱するゴミとは無縁な状態が保たれていました。

Img_08682<F表示>
本館3階にある、海上保安庁の「東京海上保安部交通管制室」は現役のようで(当たり前と言えば当たり前)、
この日も自由信号(※)である「F」を表示していました。
 
※東京西航路では、「全長300m以下の船舶は出入港自由」を意味する。

Img_07902 
「別館展示場」や「宗谷」を訪れる人のために、駐車場は今でも開けられています。

Img_079222 
本館の正面入口への道には、別館展示場と宗谷への案内板が。

Img_08092<船の科学館 別館展示場>
かつての売店「マリンショップ」の建物が改装され、
「別館展示場」として無料開放されています。

GWということで、そこそこ人が居たので内部の写真はありません。無念…。
本館から、船舶操縦シミュレーターや日本海軍のウォーターライン艦艇模型などが移設され、展示されています。

 
ちなみに、この別館展示室にトイレはありませんが…

Img_080222 
本館1階のロビーが開けられていて、本館のトイレを使用することができます。
これは意外でした。
(てっきり、外の公衆トイレへ誘導されるものだとばかり…)

Img_08012 
展示場入口はもちろん閉鎖されています。

 
続いて、現在も本館公開時と変わらぬ状態で展示されている「宗谷」の様子を。

Img_08062<南極観測船 宗谷>
「宗谷」の乗船は無料ですが、維持のための寄付を募っているので、いくらか募金箱に入れておきました。
乗船無料+寄付というスタイルは、本館公開時代と同じですね。

船内の様子は本館公開時代と変わりませんが、
せっかく行ってきたので、何枚か写真を載せておきます。

Img_08272 
乗船口を通って、いざ乗船!
 

Img_08302<士官食堂>
士官食堂。
南極観測当時は、乗組員と観測隊員との会議室としても使用されたそうです。

Img_08402<エンジンルーム>
特務艦~灯台見回り船時代はボイラー・タービンを積んでいましたが、
南極観測船への改装時に、ディーゼルエンジンに載せ替えられています。
 
説明文によると、新潟鉄工製の8気筒エンジン(2400馬力)を2機積んでいるとのことです。

続いてブリッジへの様子を。

Img_08552<船橋にて>
ブリッジ(船橋)の右舷側にあるエンジンテレグラフ。

Img_085722<船橋にて>
船特有の「旋回窓」から見た船首の様子。
せ、狭い…。

ちなみに、この日、宗谷の船首方向にある埠頭に係留されていたのは、

Img_08052 
水産庁の漁業取締船「白竜丸」でした。

Img_086122<ヘリ甲板>
ブリッジ見学後は、船の後部にあるヘリ甲板へ。
当時としては大型のシコルスキーS-58を運用していた(第3次観測隊~)ため、
ヘリ甲板はかなり広めです。

見学コースは、『船内~ブリッジ~ヘリ甲板』と設定されているので、
ヘリ甲板まで来ると、あとは下船するだけに。

Img_08632 
乗船時/下船時には、南極観測船に改装された際に取り付けられた「バルジ」も観察出来ます。

Img_08652 
下船。

「宗谷」ですが、船の科学館が別館展示場のみ公開となっている現在、
興味のある人しか来ていない状態で、人も少なく、「見学しやすい状態」になっています。
興味のある方は是非どうぞ。
 
保存費用集めの観点からすると、現在の状態はマズいのでしょうけれど…。

Img_08122 
宗谷の係留に使用されているロープは新しいもので、
現在も、しっかりと手入れがされていることが伺えます。

Img_08132<宗谷 左舷後方より>
もっとも、竣工から76年が経ち、船体そのものの老朽化は隠しようがありませんが…。

 
この他、本館公開時代は、「宗谷」の隣で青函連絡船「羊蹄丸」が展示されていましたが、
「えひめ東予シップリサイクル研究会」に譲渡後、2012年3月に愛媛県新居浜に曳航され、その後解体されています。

Img_08142 
羊蹄丸が係留・公開されていた桟橋。

Img_08162 
現在は、羊蹄丸の両舷スクリューのみが屋外で展示されています。

Img_08182 
羊蹄丸が曳航された後、乗船タラップなどは撤去され、
現在は、桟橋そのものも東京都へ譲渡された…らしいです。

 
最後になりますが、別館展示場と宗谷の他にも、屋外で展示されている展示品も健在です。

Img_079522<反水没型双頭実験船 マリンエース>

Img_08032<戦艦陸奥の主砲>
この他、九十九里の木造漁船、大型スクリュープロペラ、etc…も健在でした。

 
今後、船の科学館や宗谷がどうなるかは分かりませんが、
一度撤去してしまうと何も残らないですし、何らかの形で残るといいですね。

 
この記事は以上です。

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