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2014年5月13日 (火)

銚子電鉄 訪問(2014/05/04)

昨年の自主再建断念後、昨年11月の減便による乗客減、今年1月の脱線事故と、
ネガティブな話題が多い銚子電鉄。

GWに、観光と現状調査を兼ねて、銚子へ行ってきました。

Img_087022<銚子駅>
千葉駅10:09発の「しおさい3号」で銚子駅へ。
銚子駅に到着した時点で11:27。やっぱり銚子って遠いです…。

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跨線橋を渡って、2・3番線の先端にある銚子電鉄ホームへ。
GWということで、きっぷを買う人の列が出来ていました。

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ホームで待っていたのは2001Fグリーン編成でした。
発車時間が迫っていたので、すぐに乗車。

Img_08792<仲ノ町駅>
最初の目的地、仲ノ町駅で下車します。
銚子駅からは500m程度しか離れていないので徒歩で移動しても良かったのですが、
まぁ、せっかくなので…。

仲ノ町駅では、入場券を買って、仲ノ町車庫の見学をすることができます。

Img_09152<仲ノ町車庫>
車庫には、検査中のデハ1001、1月に脱線事故を起こした2002Fアイボリー編成、デキ3が留置されていました。

Img_08902 
台車が抜き取られているデハ1001。
昨年10月頃から検査が始まり、車体側は自社で、台車は外注で検査が行われているようです。

連結器が養生され、床下機器がきれいに塗装されていることから、
検査そのものは終わっているようですが、もう数ヶ月以上、台車が戻ってこないままです。
いつ頃運用復帰できるのやら…。

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2002Fの連結面(床下)。
脱線復旧時に切断されたジャンパ栓などは、そのままの状態でした。
修理には1000万円以上が必要になる(参考:第5回銚子電気鉄道運行維持対策協議会概要 ※pdf)そうで、
これも銚子電鉄には重い負担になりそうですね…。

 
ちなみに、デハ1001と2002Fアイボリー編成が離脱しているので、
現在、銚子電鉄で運用可能な車両はデハ1002と2001Fグリーン編成の2つのみ。
 
4/1のダイヤ改正で、朝ラッシュ時は2運用に戻ったため、
現在の銚子電鉄は、所属2本・2運用・予備0体制となっています…。
 
この日も、GWの増発ダイヤだったため、デハ1002と2001Fがフル稼働していました。
 

Img_08862 
仲ノ町車庫の奥には、車両の検査時などに使用される仮台車が。
2009年10月に解体された、デハ301の台車らしいです。

写真左奥の塀には、伊予鉄800形→銚電2000形への改造時に取り外された乗務員室扉が立てかけられていますね。

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車庫の奥にある立ち入り規制用の看板には、
一時期、車内でイベント的に使用されていた(らしい)、ハート型のつり革が展示中でした。

 
一通り見学した後、再び列車に乗って外川駅を目指します。

Img_09442<外川駅>
外川へ行く電車はデハ1002でした。

Img_09572<外川駅>
外川へ来た理由ですが、2010年9月で営業運転を終えたデハ801の車内が、
GWイベントの一環として、特別に公開されていたためです。

Img_095222 
デハ801は、外川駅のホームの先に留置され、
換気のためか、一部の客用ドアが開放されていました。
(写真手前の半開きになっている乗務員室ドアは、もう完全には閉まらないようです…。)

Img_09602<デハ801>
いったんホームへ戻り、いざ車内へ。

Img_096222<デハ801の車内>
長期留置のため埃っぽいこと以外は、現役の車両とあまり変わらない状態を保っていました。
まだ屋根もしっかりしているようで、雨漏りも無いようです。

Img_09612<外川寄りの運転台>
この日は運転台にも入ることができました。

ホームから運転席が撮影できる銚子寄り運転台は、家族連れなどが写真撮影を楽しんでいました。
が、外川寄り運転台には誰も居なかったので観察し放題。
 
じっくり観察するのは初めてですが、デハ801、本当に速度計が無いんですね。
 

Img_09732 
車内は比較的状態が保たれているものの、常に潮風にさらされている車体はこの通り。
解体にも費用がかかるため、当分は解体されずに留置が続きそうですが、
逆に考えると、そのうち晩年のデハ301のようになってしまうわけで…。

 
外川駅でデハ801を見学した後は、犬吠埼最寄りの犬吠駅へ。

Img_09952<犬吠駅 駅前>
犬吠駅の駅前には、かつて銚電デハ501と相模鉄道モハ2022を利用した喫茶店・観光案内所がありましたが、
車体の老朽化によって2012年に解体されています。
跡地には何もなく、広い駅前広場となっています。
 

Img_10062<犬吠埼>
犬吠駅から、徒歩10分程度で犬吠埼に到着。
せっかくここまで来たんですから、ちゃんと観光もしますよ←
 
灯台は…もの凄い行列だったので断念しましたけれど…。

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どうせなので波打ち際へ。
解説板によると、ここの海岸は白亜紀の浅海で堆積したものが隆起したもの…だそうです。

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天気も良かったので、犬吠埼から君ヶ浜へは徒歩で移動してみました。
君ヶ浜の海岸が近そうに見えたのでそうしたのですが…

Img_10462<君ヶ浜駅>
駅までは意外と遠かった…。

 
この後、君ヶ浜から笠上黒生へ移動しました。

Img_10612<笠上黒生駅>
笠上黒生駅は、銚子電鉄で唯一、列車の交換が可能な駅です。

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現在のダイヤでは、笠上黒生での交換は朝ラッシュ時のみとなっていますが、
この日はGW特別ダイヤだったので、日中も列車の交換がありました。
※通票交換中の列車が動いてない時の撮影です。念のため。

 
この駅には、2面2線以外にも側線が1本あり…

Img_10532<笠上黒生駅の側線>
既に除籍されている、ユ101「澪つくし号」が留置されています。

横にPC枕木が大量に置いてありますが、
これは、銚子電鉄の路盤が弱くPC枕木の使用ができないため、ここに置かれている…らしいです。

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2007年に使用されなくなってからは、外川駅や笠上黒生駅で留置されているユ101ですが、
オープンタイプの客車ということで、かなり劣化が進んでいますね…。

Img_10562 
妻面もボロボロ。
晩年のデハ101を思い出してしまいますね…。

 
この後、外川駅の記念乗車券を買い忘れたことに気付いていったん戻り、それから銚子駅へ。
なんという無駄行程…。

Img_10852<銚子駅>
この日の締めは2001Fグリーン編成でした。
このくらいの時間(17:30頃)になると、観光客はまばらで車内も空いていました。

この後、総武本線の普通列車で帰宅しました。

 
千葉県と銚子市からの公的支援が決まったものの、まだまだ先行きが不透明な銚子電鉄。
今後も、長い休みなどに訪れてみたいですね。

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