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2014年12月16日 (火)

品川駅改良工事レポ(2014/12/07、13) -第4回線路切換工事完了-

12/7(日)の未明に行われた、品川駅改良工事の「第4回線路切換工事」。
悪天候や想定外の事態などによる工事の遅延もなく、無事に終了しました。

切換後の様子を、12/7(日)と12/13(土)の午後に確認してきました。

 
【12/17 20:20 一部追記しました】

Photo 
※クリックで原寸大表示します※

 
まずは、切換後のコンコース階やホームの様子から。
12/7(日)に撮影した写真を使用しています)

Img_382022<切換後のポスター>
駅構内に掲出されていたポスターは、切換工事を告知するものから、
6番線から発車する列車が8番線発に変更になったことを伝えるポスターへと貼り替えられていました。

Img_36912_2<9・10番線ホームにて その1>
元々の「6」表記をシールの「8」で隠し、さらに「6」シールが重ね貼りされていた乗り換え案内板では、
一番上のシールが剥がされ、「8」の数字が姿を現しました。

Img_370422<9・10番線ホームにて その2>
9・10番線ホームの番線・行き先案内板は、特に変化はありませんでした。

今後、上野東京ラインに対応した表示に交換されるはずですが、
今回の切換工事の対象外だったためか、交換はまだ先になるようです。


それでは、使用が再開された8番線の様子を。
12/7(日)に撮影した写真を使用しています)

まずは、9番線側から見た様子を、いつも通り川崎寄りから東京寄りへまとめていきます。

Img_37002<7・8番線 川崎寄り その1>
ついに使用が再開された8番線。
サムネイルでは使用再開前とほぼ区別がつきませんが、
8番線と9番線を仕切っていたロープが片付けられていました。

Img_37022<7・8番線 川崎寄り その2>
一番大きな変化は、出発信号機が点灯したことでしょうか。

Img_37032<7・8番線 川崎寄り その3>
新設された階段脇。
2週間前との変化は、8番線側の停車目標に被せられていたビニール袋が外されたこと…くらいでしょうか。

 
続けて、8番線中程の様子を。

Img_36992<8番線 中程 その1>

Img_36982<8番線 中程 その2>

Img_36952<8番線 中程 その3>
11/23時点の様子とほぼ変わらない(階段の方向を示す案内が貼られた程度)ので、
3枚まとめてアップしました。

 
続けて、8番線東京寄りの様子を。

Img_36922<8番線 東京寄り その1>
東京寄りも11/23から変化はありませんでした。
使用開始に伴い、高所作業用の台車がいなくなったくらいでしょうか。

Img_36932<8番線 東京寄り その2>
11/23時点では、若干の工事用資材や足場が残っていた、東京寄りの階段脇ですが、
足場などは全て撤去されていました。

ホーム中央のフェンスですが、朝ラッシュ時の利用を想定し、
階段脇では7番線側に大きく膨らんでいます。

 
それでは、いよいよ8番線ホームの様子を8番線ホームの上から観察します。

Img_37092<川崎寄り新階段の接続部 その1>
これまでと同様に、川崎寄りからホームへ降りま…

Img_371032<川崎寄り新階段の接続部 その2>
なんてことだ……。

新8番線ホームから列車が発車するのは、平日朝ラッシュ時のみ。
全く想定していなかったわけではありませんが、まさか本当に閉鎖されているとは…。


Img_37902<8番線から発車する列車>
現時点で8番線から発車する列車は、平日朝ラッシュ時間帯の11本のみですが、
ネット上の目撃情報より、土休日でも880M(小田原 16:07→品川17:21)が品川駅8番線に到着するとのこと。

12/7(日)の時点では、事前調査不足のため到着列車の存在を知りませんでしたが、
12/13(土)に、8番線の様子を追加調査してきました。

 
ホームの川崎寄りからアップしていきます。
12/13(土)に撮影した写真を使用しています)

Img_38162<8番線ホームの様子 その1>
川崎寄りに新設された階段を降りた場所にて。

7番線(写真右)は、この位置に列車が止まらない(停車位置が7番線・8番線でずれている)ため、
ホームの7番線側には固定式の柵が設置されています。

Img_381722<8番線ホームの様子 その2>

Img_38152<8番線ホームの様子 その3>
ホームの川崎寄りに新設された、新階段・新エレベータ付近の様子を。

新階段が、8番線ホームの端ぎりぎりの位置に設置されたため、
ホームを仕切るフェンスは、東京寄りの階段脇と同様に大きく7番線側に膨らんでいます。

Img_38142<8番線ホームの様子 その4>
8番線中程の様子。
現時点ではSuicaグリーン券売機も設置されておらず、ホーム上はすっきりとしています。

Img_38112<8番線ホームの様子 その5>
改良工事でエスカレーターが設置された、ホーム中程になる階段の様子。

エスカレーター設置と、ホームの8番線側(写真左)が削られた影響で、
この階段の幅は、改良工事前と比べるとかなり狭くなっています。
そのエスカレーターも、大人2人の幅が確保できていないようでした。

Img_38102<8番線ホームの様子 その6>

Img_38082<8番線ホームの様子 その7>
8番線ホーム中程に、フェンスから飛び出しているスペースがあります。

これは、かつてこの位置に地下連絡通路への階段があった名残(参考:工事途中の今年7月頃の写真)で、
現在も、地下連絡通路(現在は業務用通路として使用されている)からホーム上へ各種ケーブルが通っているため、
ケーブルの立ち上げ部としてのスペースとされたようです。

Img_380522<8番線ホームの様子 その8>
このドアの内側には、地下通路へ続く階段が(半分程度は)眠っているはず…。

Img_38072<8番線ホームの様子 その9>
ホームを8番線側と7番線側に仕切るフェンスは、一部に透明なタイプが使用されており、
意図したものではないでしょうが、6・7番線の工事の様子を観察することができそうです。

Img_38022<階段跡の様子>
ホーム中程の透明フェンスからは、かつての地下通路への階段跡の様子がわずかに見えました。

一時期は完全に塞がれていましたが、何らかの工事のために再びフタが開けられたようです。
7番線の改良工事の進捗によって、いずれ塞がれる場所なので、
乗り換え階段(跡)の壁にペイントされている東海道線のオレンジ色も、期間限定公開(?)ということになります。

Img_379422<8番線ホームの様子 その10>
東京寄りの階段を後ろ側から。

床の色が写真手前と写真奥で異なりますが、
これは、手前がアスファルト舗装、奥側がベニヤ床となっているためです。

7番線側の改良工事が完成した段階で、両側同時に舗装が行われるのでしょう。

Img_37932<8番線ホームの様子 その11>
東京寄りの階段付近の様子。

今回の改良工事で、ホームの東京寄りは9・10番線寄りに曲げられたため、
この階段は、いったん完全に撤去されてから再建されています。

Img_37912<8番線ホームの様子 その12>
ホームの東京寄りはこのような状態です。

床板の下にある基礎部分も、頭上の屋根部分も完全な本設ですが、
7番線側の仮設フェンスと、足下のベニヤ床のせいで、どことなく仮設の雰囲気が…。

Img_37962<8番線ホームの様子 その13>
8番線の番線案内板にも、初めて近づくことができました。
 
シールの下は、上側が上野・東京ライン~宇都宮・高崎線の案内、
緑色が見えている下側が、常磐線および上野・東京ラインの案内となっているようです。


次に、引き続き改良工事中の7番線の様子を。
12/13(土)に撮影した写真を使用しています)

Img_38242<7番線の様子 その1>
前回もお伝えした、ホーム中程付近で行われていた謎の土留めの設置ですが、
だいぶ工事が進んでいました。
(このため、12/7の写真ではなく12/13の写真を使用しています)

Img_38252<7番線の様子 その2>
既存の土留めの内側に設置された新しい土留めは、上端がL字型になっています。

Img_38282<7番線の様子 その3>
1、改良工事前からの古い土留め
2、以前の工程で設置された土留め(コンックリ製品)
3、現在工事中の新しい土留め
 
3者の位置関係を、5・6番線ホームの階段の途中から。

Img_38283<7番線の様子 その4>
解説を付けたものがこちら。

3者の位置関係から、古い土留めを完全に撤去すると、
7番線ホーム端の床板を、鉄骨か何かで支えてやる必要が生じてしまいます。

Img_38292<7番線の様子 その4>
新しい土留めは、ホーム中程の全域で施工が進んでいました。

Img_38332<7番線の様子 その5>
ホーム中程、比較的東京寄りの地点では、
既存の土留めの位置まで、コンクリ打設用の型枠が設置されていました。

このため、新しい土留めの設置によって7番線ホームを削る意図は無いようです。
また、改良工事後の6番線が、7番線側に大きく膨らむことも無さそうです。
   

Img_37952<【参考】9番線のホーム端>
9番線ホームの中程に、7番線での工事の参考になりそうな施工箇所がありました。

7002up<7番線工事の予想図>
9番線の一部では、古い土留めの内側に新しい土留めを作り、
その上に鉄骨を配置し、さらにホーム床板を敷いて改良工事を行ったようです。

ホーム全域に、コンクリ製品の土留めを置いてしまえばいいように思えるのですが、
何らかの理由でそのような施工が不可能だったのでしょう。
興味深い施工方法ですね。


次に、使用停止となった6番線の様子を。
12/7(日)に撮影した写真を使用しています)

Img_371122<6番線使用停止 その1>
コンコース階の「6番線」の表記は全て黒色の遮光シールで覆われていました。

Img_37122<5・6番線ホームにて>
5・6番線ホームでは、黒い遮光シールの上に貼られていた6番線の案内シールが剥がされ、
6番線側の案内が消えました。

Img_37162_2<6番線使用停止 その2>

Img_37172<6番線使用停止 その3>
ホーム上では、レピーターや発車時機表示器などが、
全て黒いビニール袋で覆われました。

Img_37232<6番線使用停止 その4>
ホームの点字ブロックも、6番線側に伸びるブロックにカバーが被せられていました。

Img_371832<6番線使用停止 その5>
今のところ、ホームの6番線側にも自由に立ち入ることが出来ますが、
改良工事のため、そう遠くない時期に工事用のフェンスが立てられることになるでしょう。

7番線側の線路の位置が大きく動かない以上、
6番線ホームの川崎寄り~中程の線路が大きく動くことはないでしょうが、ホームの嵩上げ程度は行われるかもしれません。

Img_373422<6番線使用停止 その6>
今のところ、大きな変化のない6番線東京寄り。

東京寄りの階段付近から先では、ホームを7番線側(写真右)に曲げる工事が行われるため、
この光景も見納めになります。

Img_373922<安全記念碑>
5・6番線の東京寄りの端には、品川駅開業130周年を記念した「安全記念碑」がありますが、
ホームの改良工事でどうなるのやら…。

 
以下2枚、12/13(土)の追加調査時に撮影した写真です。

Img_381922<6番線使用停止 追加その1>

Img_382122<6番線使用停止 追加その2>
使用停止直後の、12/7(日)の時点では大きな変化が無かった6番線ホームですが、
12/13(土)に追加調査のため訪問した際には、6番線側を仕切るフェンスの設置が進んでいました。

今後、ラッシュ時対策としてある程度の幅員が必要な階段脇を除いて、
6番線側を仕切るフェンスが5・6番線ホーム全体に設置されるでしょう。

 
---12/17 20:20追記---

今後の改良工事の流れですが、
6番線ホームを7番線・8番線側へ曲げる工事が進むはずです。

これまでの各種資料・報道では、
次回の「第5回線路切換工事」で東海道線品川駅の改良工事は終わりとなるはずですが、
5番線ホームを使用しながら7番線・8番線側へ曲げ、一夜でホームを振る…という施工が可能なのかどうか…。
ホーム全体を仮設構造に置き換え、その下で新しい線路の敷設を行うのでしょうか。

あるいは、第5回切換工事では、『6番線を「仮」上り本線とし、5番線を使用停止して改良工事を行う』のかもしれません。
これは、今のところ裏付けとなる資料も何もない完全な推測ですが。

 
今のところ、第5回線路切換工事の時期は不明です(12/17現在、交通新聞などに記事がないため)が、
今から第5回線路切換工事の内容が楽しみです。


4次線路切換工事が終わった直後の、品川駅の様子は以上です。
次回ですが、年末から年始頃の調査を予定しています。

 
今回の切換工事で、8番線が使用再開になったため、
昨年11月から使用されている現留置線のすぐ脇を通る線路(下図ピンクの位置)を使用する営業列車が、初めて設定されました。

【2015/1/12訂正】
2013年11月の第3回線路切換工事以降から、湘南ライナー12号(横須賀線経由)がこの線路を使用しています。
横須賀線から品川駅東海道線ホームへ入線すると、必然的に新上り線を経由することをすっかり失念していました…。
お詫びすると共に、訂正致します。

 
東海道上り本線からは観察しづらい留置線を、間近から観察することが出来るはずです。

当初の予定では、そちらを調査してからこの記事もアップしようと思っていましたが、
8番線発の列車は平日朝のみのため、このレポートも見切り発車になりました…。
12/29(月)の朝、チャレンジしてみようと思っています。

Shinagawa202_for_up4 
【図の作成元】国土情報ウェブマッピングシステム国土画像情報(カラー空中写真) 国土交通省 平成元年度より


最後に、戦前の「京浜急行線」計画で建設された未成立体交差の様子を。
(この2枚のみ、12/6(土)に撮影した写真を使用しています)

Img_36732<高架橋解体の様子 12/6(土)撮影>
11月下旬頃から解体準備が行われていましたが、ついに解体が始まったようです。

Img_36733<高架橋解体の様子 12/6(土)撮影>
同じ写真を拡大。

オレンジ色のアームのユンボが高架橋を解体していました。
戦前に建設された高架橋ですが、そう遠くない時期に姿を消すことになりそうです。

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