山手線品川駅 ホームドア設置工事(2014/12/20)
山手線品川駅で進む、ホームドア設置準備工事。
今年5/23に調査してから、いつの間にか7ヶ月近くも経っていたので、2014年末の様子を調査してきました。
<2番線ホームの様子>
1番線ホーム(内回り)、2番線ホーム(外回り)共に、準備工事が進み、
ゴムマットで覆われた箇所が現れています。
<2番線東京寄り ホーム下の様子>
3番線から撮影した、2番線東京寄りのホーム床下の様子。
ホームドアの基礎工事の準備段階として、ホーム端のブロック・盛土が一部撤去されています。
営業時間帯は基礎工事の穴を塞いでおく必要があるため、
アングル材・角材や土嚢でゴムマットの仮覆工を支えているようです。
<2番線大崎寄り ホーム下の様子>
ホームの中程・大崎寄りでは、まだホーム端のブロックはそのままの状態でした。
1日の作業時間がごく僅か(終電後から初電まで)のため、工事の進捗は非常にゆっくりとしたものになっています。
<有楽町駅山手線ホームの床下>
品川駅のホームドア工事の最終形ですが、このようになるものと思われます。
(参考:品川駅山手線ホームと同様の構造(盛土式ホーム)の有楽町駅山手線ホーム)
ケーブルルート確保のため、ホーム端のブロック上部は全面的に撤去され、
ホームの上から、【ホームドア】-【ホーム床板(PCコンクリ板)】-【横桁とケーブルルート】-【土留めブロック】の状態になるはずです。
【施工方法の参考】
JR東日本 山手線ホームドア 2013年度までの完成予定駅について(2011年7月5日)
http://www.jreast.co.jp/press/2011/20110704.pdf
※pdfファイル2ページ目の図『ホーム基礎工事』のうち、『3駅目以降施工予定』の図
<ホーム上のポスター>
ホーム上に掲示されている、ホームドア新設工事を告知するポスター。
以前の掲示内容から変わった点は無く、工期も当初の掲示通り「平成28年6月まで」です。
★ホームドア整備年度まとめ(稼働順) 2015/03/29更新★
2010年度(2)
恵比寿駅(6/26稼働)、目黒駅(8/28稼働) ※両駅とも6扉車部分を除く
2011年度(-)
恵比寿駅、目黒駅 ※6扉車部分への追設
2012年度(2)
大崎駅(12/22稼働)、池袋駅(2013/03/02稼働)
2013年度(7)
大塚駅(4/20稼働)、巣鴨駅(6/29稼働)、駒込駅(8/03稼働)、新大久保駅(9/28稼働)
目白駅(11/09稼働)、高田馬場駅(12/21稼働)、田町駅(2014/03/29稼働)
2014年度(7)
御徒町駅(5/10稼働)、西日暮里駅(6/28稼働)、有楽町駅(8/30稼働)、鶯谷駅(10/18稼働)
原宿駅(12/13稼働)、田端駅(2015/02/21稼働)、五反田駅(2015/03/28稼働)
2015年度(5)
秋葉原駅(6/20稼働予定)、代々木駅(稼働:11月上旬予定)、上野駅(稼働:12月下旬予定)
神田駅(稼働:2016年2月下旬予定)、日暮里駅(稼働:2016年3月下旬予定)
※代々木駅以降の稼働時期は2015/2/19の日経新聞朝刊より
2016年度(1)
品川駅(工期:2016年6月まで)
時期不明(1)…浜松町駅
2017年度以降(4)…東京駅、新橋駅、渋谷駅、新宿駅
※2015/06/20追記
最新版はこちら(2015/06/20)の記事へ。
※品川駅と浜松町駅のホームドア工事について(2015/05/30追記)
東鉄工業の2015年3月期決算IR説明会資料によると、
品川駅は2016年度使用開始駅とのことです。
東鉄工業 2015年3月期決算IR説明会資料(2015年5月28日掲載)
http://www.totetsu.co.jp/ir/ir_201503introduction1.pdf
※22ページ目に掲載
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