品川駅改良工事レポ(2016/04/29)
6~7番線と新車両基地の周辺で進む、品川駅改良工事。
2016年最初の調査となる、3/5時点の現地の様子をアップします。
前回のレポート(今年3月5日)からは、約2ヶ月が経過しています。
今回も、以下の項目について記事にしています。
①改良工事中の6~7番線と5・6番線ホームの様子
②旧車両基地部分の様子+未成の出発1番線
新車両基地の留置線(月見1番~月見4番)については、3月の時点で使用開始を確認した(前回記事参照)ため、
今回のレポートからは調査対象外としています。
<品川駅周辺で行われている工事>
※クリックで、別ウインドウに原寸大(1100x600)の画像を表示します(GIF形式 63KB)
<品川駅構内 工事状況>
※クリックで、別ウインドウに原寸大(800x495)の画像を表示します(GIF形式 46KB)
まずは、改良工事中の6~7番線と5・6番線ホームの様子から。
<6・7番線 川崎寄り 2/3>
6番線ホームには、2ヶ月の間に大きな変化はありませんでした。
6・7番線 川崎寄り 2/3>
6・7番線に繋がる線路が東海道上り本線と繋がっていない状態も変わりません。
分岐器挿入部分のバラスト袋詰めもまだですね。
<6・7番線 ホーム中程 2/2>
ホーム中程でも、6番線(手前)・7番線(奥)ともに大きな変化はありませんでした。
<6・7番線ホーム 東京寄り 3/3>
6番線ホームの東京寄りには大きな変化が。
ホームの既設部分と移設(新設)部分の接続箇所付近の線路の工事がついに終わり、
6番線側でもホーム床板の工事が始まりました。
<5番線ホーム 先端部 1/2>
念のために確認した5番線ホームの新橋寄りですが、こちらは特に動きはありませんでした。
<5番線ホーム 先端部 2/2>
5・6番線ホームの先端部にある「品川駅開業130周年安全祈念碑」にも、動きはありません。
<6・7番線ホームの様子 1/6>
北乗換通路から見た、6・7番線ホーム新橋寄りの工事の様子。
この2ヶ月間で、6番線側にも工事桁が架けられました。
<6・7番線ホームの様子 2/6>
6番線側のアップ。
ホーム床面の工事がかなり進んでいるようです。
<6・7番線ホームの様子 3/6>
6番線の先端部分のホームの屋根だけが、他とは違って低くなっています。
線路の工事桁と言い、6番線の先端部は仮設の可能性が高そうですね。
<6・7番線ホームの様子 4/6>
6番線ホームには新橋寄りから線路が近づき、既に架線も張られていました。
6番線の線路の先には、またもや工事桁が。
この付近の地下でも工事の予定が…?
<6・7番線ホームの様子 5/6>
7番線には大きな動きはありませんが、線路の敷設が終わっていました。
ホーム上の工事資材もかなり減ったようです。
<6・7番線ホームの様子 6/6>
よく見ると、まだ正規の位置ではないものの架線も張られていますね。
<新橋寄りの建物>
新橋寄りの建物には変化無し。
次回以降は省略しようかな、と。
続いて、旧車両基地部分と、未成の出発1番線の様子について。
<6番線へ繋がる線路>
使用再開(第5回線路切換工事)まで半年を切り、7番線と6番線に繋がる線路には架線が張られ、
一気に営業用の線路らしくなりました。
<高浜地下道の現出入口>
旧車両基地部分と現事務所脇(外部に繋がる道路あり)を地下で繋ぐ「高浜地下道」の、
旧車両基地側出入り口の付け替え工事ですが、こちらも工事が続いていました。
<工事中の東海道上り本線 2/2>
旧車両基地の最も新橋寄りの部分で行われている、
高輪橋架道橋の代替トンネル建設のため未成となっていた「(本来の)東海道上り本線」の敷設工事。
一部では、早くも、TC省力化軌道の工事の最終段階となるセメント系てん充材の注入が終わっていました。
<出発線・本線合流部分付近 2/2>
出発線と、「(本来の)東海道上り本線」が合流する付近では、新しく軌道が敷設されていました。
東海道上り本線を、単純に、現上り線(仮)の脇に敷設されている線路へと切り替えるだけではなく、
上り線と下り線の間のデッドスペースを無くすような線形へと変わるようです。
今回の品川駅改良工事レポートは以上です。
次回の調査は、約2ヶ月後を予定しています。
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コメント
いつも楽しく拝見しています。
今回も色々な情報をありがとうございます。
3点ほど自分なりの想像を書いてみます。
①上り本線から6,7番線につながる工事は、分岐器の挿入以外に単なる線路の付け替えの可能性もあるのかなと思います。
②5,6番線ホームの東京寄りは5番線閉鎖後に階段の付け替え等の改修がありそうな気がします。あとは、ホーム先端の幅がもう少し広がるかもしれません。
③札の辻橋付近の新上り線への付け替えに合わせて、下り線のカントの修正等の曲線改良も行って欲しいなと思います。実際、下り線の省力化軌道の工事が浜松町駅付近の曲線直前までとなっているので、何らかの工事があると期待してます(笑)
長文、失礼しました。
投稿: 横須賀線ユーザー | 2016年5月23日 (月) 22時41分
横須賀線ユーザーさま、いつもコメントありがとうございます。
>上り本線から6,7番線に繋がる線路
確かに、次の切換では線路の付け替えのみを行い、
5番線の使用再開の時点で、分岐器を挿入する可能性もありそうですね。
と言うのも、最近、所用で品川駅を利用する機会が多いのですが、一向に分岐器が挿入される気配が無く…。
投稿: すいごう | 2016年5月26日 (木) 00時44分
私が思うには、品川駅が6・7番線が完成したら宇都宮線・高崎線の折り返しが用意になるから日中の上野折り返しの電車が全て品川折り返しになる可能性があると思います。
又、東海道線からの上野止まりの電車の殆どが大宮折り返しになり、それで大宮から折り返す電車が増えると思います。
少なくても6・7場線が完成したら上野~品川の直通電車が増発するかもしれません。
代わりにアクティーやラビット等は統合され、新種別の快速が東海道・宇都宮・高崎線に走ると予想され、新橋は常磐線特別快速と共に通過すると思われます。
投稿: 稲美弥彦 | 2016年9月 3日 (土) 10時43分