京浜東北線 ホームドア工事状況(2016/04/29調査)
山手線に続き、複数駅にホームドアが設置されることが発表された京浜東北線。
JR東日本 赤羽駅・上野駅・大井町駅3駅の京浜東北線ホームドア工事着手について(2016年4月7日)
https://www.jreast.co.jp/press/2016/tokyo/20160407_t01.pdf
>山手線以外のホームドア整備について、このたび、国・東京都および北区・台東区・品川区のご協力をいただき、
>すでに導入の検討を進めてきた大井町駅のほか、赤羽駅・上野駅の京浜東北線ホームドア工事に着手いたします。
4/29に、ドア設置が発表された3駅(赤羽・上野・大井町)の現状を調査してきました。
まずは、最も北寄りの赤羽駅から。
赤羽駅では、ホーム上に仮囲いが設置され、既に工事が始まっていました。
ホーム上に掲示されているポスターによると、工期は来年3月まで。
公式発表と一致していますね。
<南行ホーム(1番線)>
1番線(南行ホーム)・2番線(北行ホーム)ともに、ホーム端で工事が始まっていました。
続いて、線路側の設備ですが、北行・南行ともに、
・TASC(定位置停止装置)地上子 ←先頭車の停止位置・約20m手前などに設置
・ホームドア連携用地上子 ←1号車(大船寄り先頭車の中間車寄り)床下に設置。細長い
のいずれも未設置でした。
-参考(クリックで拡大します)-
写真の通り、TASC地上子のラベルには「TA」とあるため、他の地上子と見分けることができます。
続いて、上野駅の様子を。
<北行ホーム(1番線) 先頭車付近>
<北行ホーム(1番線) 1号車付近>
上野駅は、南行ホーム・北行ホーム共に、工事は始まっていませんでした。
TASC地上子・ホームドア連携用地上子のいずれも未設置でした。
ただし、1番線ホームの端には、工事の準備と思われるビニールテープが貼ってあったので、
そう遠くないうちに工事が始まるのではないでしょうか。
上野駅の京浜東北線ホームは、ホーム中央が盛土式・ホーム端のみが桁式のようです。
ホーム端のコンクリ板は薄く、補強が必要かもしれません。
続いて、大井町駅の様子を。
<大井町駅>
大井町駅も、南行ホーム・北行ホーム共に、工事は始まっていませんでした。
<北行ホーム 1号車付近>
TASC地上子・ホームドア連携用地上子のいずれも未設置でした。
(この3枚のみ5/3撮影)
<大井町ホーム 1/2>
大井町駅のホームですが、ホームの大半が盛土式ホームで、
後から駅ビルの柱が建てられた箇所など、わずかな範囲が桁式となっています。
今回ホームドア設置が発表された3駅の中では、大井町駅の工事が一番時間がかかりそうかな…と。
以上、4/29時点の京浜東北線のホームドア工事調査でした。
上野駅・大井町駅での着工など、新たな動きがあれば、また現地に行ってみるつもりです。
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