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2016年9月14日 (水)

品川駅改良工事レポ(2016/09/10) -第5回切換工事は11/19~20(土・日)実施-

6~7番線と新車両基地の周辺で進む、品川駅改良工事。

I期工事の最後の切り替えとなる第5次線路切換工事ですが、
11/19(土)から11/20(日)にかけて行われることが発表されました。
 

読売新聞(YOMIURI ONLINE) 品川駅、11月に大規模工事…東海道線など運休(2016年09月13日 18時38分)
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160913-OYT1T50104.html
>JR東日本は13日、JR品川駅(東京都港区)で大掛かりな線路切り替え工事を
>11月19日午前10時20分頃~翌20日午前6時20分頃に実施すると発表した。

 
今回の切換では、5番線の使用停止、6番線・7番線の使用再開と、
東海道線上り本線が、車両基地沿いの線路を通るコースへ変更されます。
 
その車両基地沿いの線路についても、未成の線路がついに完成し、
車両基地の出発1番線を暫定的に使用していた状態が解消されることになります。

00305gif 
<第5次切換工事の概要>
※クリックで、別ウインドウに原寸大(1100x600)の画像を表示します(GIF形式 63KB)

 
※追記(2016/09/15 00:40)
JR東日本からも発表済みだったようです。

JR東日本 東海道線品川駅線路切換工事に伴う列車の運休について(2016.09.13)
http://www.jreast.co.jp/press/2016/tokyo/20160913_t03.pdf

なんと、車両基地と切換場所の詳細な配線図(別紙1)が添付されています!
公式からこのような配線図が出るのは、今回が初めてのはず。助かります。


今回の記事では、秋に行われる第5次線路切換工事まで約2ヶ月となった、9/10時点の現地の様子をアップします。
前回のレポート(7/02)からは、約2ヶ月が経過しています。

今回も、以下の項目について記事にしています。

①改良工事中の6~7番線と5・6番線ホームの様子+9・10番線ホームの新待合室
②旧車両基地部分の様子+未成の出発1番線

00304gif 
<品川駅周辺で行われている工事>
※クリックで、別ウインドウに原寸大(1100x600)の画像を表示します(GIF形式 63KB)


Up 
<品川駅構内 工事状況>
※クリックで、別ウインドウに原寸大(800x495)の画像を表示します(GIF形式 46KB)

 
まずは、改良工事中の6~7番線と5・6番線ホームの様子から。

Img_813922<6・7番線 川崎寄り 1/4>

Img_81442<6・7番線 川崎寄り 1/4>
6番線ホームの川崎寄りですが、本設のLED照明が点灯していました。
撮影時間の関係でかなり見づらいですが、架線も張られています(写真2枚目)。

Img_81412<6・7番線 川崎寄り 3/4>
ホームの6番線側には、新しいLED発車標も設置されました。

Img_81432<6・7番線 川崎寄り 4/4>
目隠しシールの下からは、オレンジ色のラインカラーが姿を覗かせていました。
 

Img_814822<6・7番線 ホーム中程 1/3>
6・7番線とも、ホーム中程でも本設のLED照明が点灯していました。
営業中の5番線・8番線と連動しているためか、工事時間帯以外でも点灯するようになったので、
工事中のホームが明るくなりました。とても助かっています(笑)

Img_81572<6・7番線 ホーム中程 2/3>
7番線のホーム中程には、ベンチと案内板が設置されていました。
使用再開が近づいてきたことを実感しますね。

Img_81512<6・7番線 ホーム中程 3/3>
改良工事と直接の関係はありませんが、いつの間にか、品川駅の駅名標も駅ナンバリングに対応していました。
 

Img_81542<6・7番線ホーム 東京寄り 1/3>

Img_81552<6・7番線ホーム 東京寄り 2/3>
6番線・7番線とも、東京寄りでも本設のLED照明が点灯していました。
また、移設部分(上記写真の左側)と、既設部分(上記写真の右側)の接続部分も仕上がり、
誘導ブロックの設置まで完了していました。

Img_81562<6・7番線ホーム 東京寄り 3/3>
7番線ホームの、移設部分と既設部分の接続部分をアップ。
すぐ脇の線路が工事桁(仮設)になっているのと同様に、ホームも鉄パイプで支える仮設構造になっています。
 
床下で行われる工事、一体何なのでしょうか…。
 

Img_811522<6・7番線ホームの様子 1/4>
北乗換通路から見た、6・7番線ホーム新橋寄りの工事の様子。
(この日は窓が開いていたのでこんな写真に…)
前回調査(7月)の時点で、6・7番線とも線路の敷設まで終わっていたので、大きな変化はありませんでした。

Img_81192<6・7番線ホームの様子 2/4>
6番線側のアップ。
ホーム東京寄りの全域に、床板となるベニヤ板(転倒防止の塗装が行われたもの)が敷かれていました。

Img_81202<6・7番線ホームの様子 3/4>
6番線の先端部分には、停車位置目標と出発信号機(写真中央上部、ホーム屋根に被られている箇所)が設置済みでした。

Img_81162<6・7番線ホームの様子 4/4>
7番線側の東京寄りは、前回調査(7月)の時点で完成形となったいたので、大きな変化はありませんでした。

 
続いて、9・10番線ホームで設置工事が行われていた待合室について。

Img_81332<完成した待合室>
9・10番線ホーム中程には、壁と空調のある、しっかりとした「待合室」が完成していました。
7/31(日)までの工期が予定されていたようですが、それよりも早くから使用が始まっていたようで、
7/25(月)に見かけた際には、もう使用が始まっていました。

Img_81352 
「待合室」と書かれた案内標識。今度は看板に偽りなし。

Img_81372<元からあるベンチ群>
2015年3月の上野東京ライン開業に併せて設置された、旧「待合室」のベンチ・自動販売機などに変わりはありませんが、

Img_81382 
案内標識の文字が、それまでの「待合室」から「待合スペース」に変更されていました。
上野東京ライン開業時に、きちんとした待合室が設置されなかった理由は一体…。


最後に、旧車両基地部分と、未成の出発1番線の様子について。

Img_81212<7番から伸びる線路(写真中央)>

Img_81232<6番線から伸びる線路>
6・7番線から延びる線路については、
前回調査の7月の時点で完成形となっていたため、特に変化はありませんでした。
 

続いて、旧車両基地と新車両基地を地下で繋ぐ「高浜地下道」について。

002gif 
<高浜地下道の位置>
※クリックで、別ウインドウに原寸大(920x647)の画像を表示します(GIF形式 39KB)

Img_81252<高浜地下道の様子 1/2>
移設後の京浜東北・山手線の線路と干渉するため、移転作業が行われてた旧車両基地側の出入口ですが、
ついに作業が終わったようで、元の出入口は埋め戻し作業が始まっていました。

Img_81262<高浜地下道の様子 2/2>
いずれ、真上を京浜東北線や山手線の電車が通るようになるため、
当たり前ですが、工事中の地下道のコンクリートはかなり分厚いですね。
 

Img_81272<謎の分岐器>
旧車両基地の田町寄りの場所では、分岐器1組が組み立て中でした。
次回の第5次線路切換工事で使用が始まる分岐器は、既に、全て設置済みとなっていますが、
この分岐器はどこで使用されるものなのやら…。
 

Img_81292<工事中の東海道上り本線>
未成となっている「(本来の)東海道上り本線」の敷設工事ですが、
前回調査(7月)の時点では張られていなかった架線が張られていました。

Img_81312<出発線・本線合流部分付近>
記事トップの配線図では細かくなりすぎるため省略していますが、
秋の切換工事では、出発線と新上り本線が合流した先の線路も、下り本線に沿った形に線形が変わります。
その上り本線となる線路も、バラスト散布・突き固めまで終了したようでした。


今回の品川駅改良工事レポートは以上です。

次回の調査は、切換工事の1~2週間前となる11月前半を予定しています。

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コメント

品川駅改良工事レポ、いつも拝見させていただいています。
11月の切り替え工事で6番線が東海道上り本線、7番線が副本線になるようですね。そして5番線の工事に入り、完成すれば(2年後?)5番線上り本線6番線副本線が最終形でしょうかね。その後7・8番線はどうするのですかね。
ところで、京浜東北線ですが。公表されたJR東の配線図を見る(ながめて)と、山手線は新橋方ですぐ東海道線側に線路を曲げていかなくてはならなくなりますが京浜東北線のホームがじゃましますね。ホームが大井町側に少しずれるんでしょうかね。もしそうだとすれば、工事中に南行きは5番線を使うのかなとか考えていました。
11月の工事レポ楽しみにしています。

投稿: 利根川一郎 | 2016年9月17日 (土) 10時05分

レポをありがとうございます。興味深く拝見いたしました。

>利根川様
5番線の工事はたしか、来年3月頃の完成です。
来年3月以降、今まで通り5、6番線が東海道上り線として使用されるのは間違いないと思います。なんですが、写真を見る限り、5番線からの線路の路盤が見えないのが気になるところですが。
7、8番線は、推測ですが、東北・高崎・常磐線直通列車の増発分として使用されることもあるのではないでしょうか。その場合は、品川到着後、一旦引き上げないといけませんが。少なくとも臨時ホーム、復活はあるかと思います。今も、時々8番線をそのように使っているのを見かけますので。

これからも工事の進捗具合が楽しみですね。

投稿: ひろゆき | 2016年9月20日 (火) 09時07分

利根川一郎さま、ひろゆきさま、コメントありがとうございます。

・京浜東北線のホームについて
東海道線のホームが曲がる位置付近から先の京浜東北線のホームは、乗務員詰所と信号関連の機器スペースとなっていて、
列車が停車することはないので、それらの移設のみ行われるのでは…と思っています。
仮に停車位置の変更があったとしても、大きな変更は無い可能性が高いかな、と。

・7番線,8番線の処遇
配線はすでに確定していますが、最終的にどう使用されるかは不明なままとなっています。
今後が気になりますね。

投稿: すいごう | 2016年9月22日 (木) 03時53分

初めまして。
失礼致します。

2013年の線路切替工事からずっと見させて頂いておりましたが、コメントを残すのは初となります。
品川駅は毎日通ってるのに降りることが少ないため、こういった内容の記事を定期的に見られることに感謝しております。

ところで前の方のコメントより気になったのですが、5番線は4ヶ月で営業再開できますでしょうか?
既存のホームを壊して、一部は6番線と共に作ってるとは思いますが、新しくホームを作り直し、レールや架線の敷設を考えると、土日年末年始フルで稼働しても間に合わなさそうに思えます。

投稿: みなみ | 2016年9月25日 (日) 21時51分

品川駅改良工事を見て、遂に6・7番線が工事を終えるのですね。
これで5番線が出来なくても次の改正で宇都宮・高崎線の日中のほぼ全ての電車が品川まで行く事が可能になると思います。
ついでに常磐線も品川乗り入れが増発出来る余裕も出来たのではないでしょうか?
そうなると常磐線特別快速に新橋停車が不要(逆に言えば新橋に普通電車が確保できる本数が増える。)になるのは確かだが、次の改正では新橋通過になるのか気になります。
アクティー・アーバン・ラビットが統合される可能性も踏まえて次のダイヤ改正では東海道・高崎・宇都宮線での大規模な改正が起こると思います。

投稿: 稲美弥彦 | 2016年9月25日 (日) 23時16分

<<稲美弥彦さま

東京方面から乗り入れられるホームは増えないので、常磐線の増発は見込めないのではないでしょうか?
また宇都宮線・高崎線から東海道線に全て直通すると、列車本数が過剰になることから調整のために毎時1本程度、上野始発が残っていると思っていたのですが、全て直通した場合、仮に常磐線の増発もあると考えると東京〜品川間の線路容量が気になります。

失礼いたしました。

投稿: yama | 2016年9月27日 (火) 00時19分

>みなみ様
初コメントありがとうございます。
2013年から見て頂いているとのことで、励みになります。

5番線ですが、正確な使用再開時期は不明ですが、恐らく来年後半になるのではないでしょうか。
品川駅改良のI期工事には5番線の使用再開は含まれていないようなので、
第5回切換工事から数ヶ月程度での使用再開とはならない、と考えています。


>稲美弥彦様、yama様
ダイヤに関しては、上野東京ラインおよび品川駅の線路容量に加えて、
JR側が3路線(宇都宮線・高崎線・常磐線)のどこに重点を置いてダイヤを組むかにも左右されるので予想は難しいですね…。

日中は、現状では最大20本/hの線路容量に対して10本/hの列車しか設定されていないので増発は可能でしょうが、
実際にどうなるかは、12月(?)のダイヤ改正の発表を見てみないと何とも言えないかな…と。

(大規模な改正となる場合、事前に新聞報道やJRの労組などから情報が出るでしょうし、
逆に何も無ければ、小規模な改正に留まると考えて良いでしょう。)

投稿: すいごう | 2016年10月 3日 (月) 02時54分

いつも楽しく拝見しています。

気になっている点が2つあります。
①将来、5番線と6番線は新橋方で合流するはずだが、分岐器の挿入が確認できない(常磐線直通電車の最後尾からの展望)。
②東海道線下り札の辻橋付近のR400カーブはかつて分岐器が挿入されていたため、新橋方から品川方にかけての制限速度が70→65→60km/hとなっている。今回の切り替え工事と一緒にカント上げはやるのか?

①、②ともに該当する区間は省力化軌道になっていないため、工事を行う可能性は十分にあるのかなと思います。

投稿: 横須賀線ユーザー | 2016年10月 6日 (木) 23時03分

>横須賀線ユーザー様

いつもコメントありがとうございます。

②に関しては、カントをそのままにしておく必要もないので、十分可能性がありそうですね。

①に関してですが、確かに不思議ですよね…。
これまでは、使用開始がかなり先となる分岐器でも、事前に設置できるものは設置されていたと思うので。
他に気になっている工事箇所もあるので、近いうちに記事にしようと思います。

情報ありがとうございました。

投稿: すいごう | 2016年10月12日 (水) 12時15分

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