品川駅改良工事レポ(2016/11/03) -第5回切換工事2週間前-
<品川駅構内 工事状況>
※クリックで、別ウインドウに原寸大(800x495)の画像を表示します(GIF形式 46KB)
まずは、改良工事中の6~7番線と5・6番線ホームの様子から。
どの地点も、9/10の調査の時点で最終形になっている箇所が多く、あまり変化はありませんでした。
<6・7番線 川崎寄り 2/3>
ホームの川崎寄りでは、目立った変化はありませんでした。
<6・7番線 川崎寄り 3/3>
11/19の切換工事に備えて、6・7番線の川崎寄りに用意されている分岐器。
やはり、7・8番線ホームからでないと観察しづらいですね…。
<5番線 川崎寄り>
5番線の川崎寄りには、京浜東北線(南行)の線路から繋がる、保守車両用の横取装置がありましたが、
第5回切換工事で5番線が使用停止となり、機能しなくなるため、切換工事に先駆けて撤去が行われました。
営業用の線路と工事エリアを分けるための仮設フェンスも、既に設置済みです。
<6・7番線 ホーム中程 1/2>
ホーム中程付近でも、目立った変化はありませんでした。
<6・7番線 ホーム中程 2/2>
6番線の誘導ブロックには、乗車位置目標シールの貼り付け位置を示した養生テープが。
<6・7番線ホーム 東京寄り 2/2>
ホーム東京寄りでも、目立った変化はありませんでした。
<6・7番線ホームの様子 3/3>
北乗換通路から見える範囲の6・7番線ホームでも、目立った変化はありませんでした。
北乗換通路から見える6番線の線路について。
ようやく気付きましたが、6番線の架線柱は全て5番線側に立っていて、
6番線側から5番線へと繋がる線路・分岐器を設置する場所が無いような気が…。
これは一体…?
<5番線ホームの様子 1/2>
11/19で使用停止となる5番線ホーム。
6番線寄りに移設されるはずでしたが、一体どうなるのやら…。
<5番線ホームの様子 2/2>
ちなみに、5番線ホームの東京寄り先端部にあった、駅開業130周年の2002年に設置された「安全記念碑」ですが、
ホームの使用停止よりも一足早く移設されました。
新しい設置場所は、9・10番線ホームの中程にある待合スペース(以前の『待合室』)の裏側です。
これまでは、人の少ない5・6番線ホームの東京寄りに設置されていたこの碑ですが、
かなり目立つ場所に移動しました。
続いて、ホーム階やコンコース階で行われた標識類の交換・再設置について。
ホーム本体の工事は、9/10時点でほとんど終わっていましたが、標識類の変化は新規掲載分になります。
(ただし、一部内容はホーム用途予想の記事(10/15)と重複します。)
コンコース階では、ホーム番線を示す案内標識も、切換工事後に対応したものになりました。
目隠しシールの下では、5番線が使用停止となり数字が消え、6番線の数字が復活しています。
臨時ホームとなる7番線は、行き先・方面を案内する文字が一切無いことにより目隠しシールが無く、
早くも「7」の数字が表に出ていました。
方面別の時刻表も交換済みでした。
ダイヤ改正が行われるわけではないので、2週間前から交換しても問題ないのでしょう。
紙で隠されている部分は、「無印=6番線から発車」となっている…はずです。
現在、東海道上り線(宇都宮・高崎線)と常磐線では、品川駅発車後しばらくは使用する線路が異なり、
常磐線が通る車両基地沿いの線路は速度制限だらけのため、両線で1分の差が発生していますが、
第5回切換工事で使用する線路が統一されることから、この差は消滅するはず…でした。
しかし、交換後の所要時間は、引き続き1分の時間差があることになっていますね。意外です。
次のダイヤ改正までは書類上の所要時間に変化は無いため、なのかもしれません。
続いて、8番線ホームの様子を。
<8番線ホーム 東京寄り>
現在は、8番線ホームの全域に、工事中の7番線ホーム側を仕切るフェンスがありますが、
この光景も見納めになります。
続いて、使用停止となる5番線の様子を、川崎寄りから順に載せていきます。
<5番線ホーム東京寄り 2/2>
5番線ホームのうち、上の写真の付近は6番線側に移設されることになるため、
この位置で営業中の5番線の様子は、これで見納めですね。
続いて、旧車両基地部分について。
<6番線から伸びる線路>
6番線から伸びる線路の脇には、切換工事後を見越して、
営業線(6番線)と工事エリアを分けるフェンスが設置されていました。
<新駅工事? 2/2>
旧車両基地エリアでは、新駅工事がいよいよ始まったのか、
大型重機が搬入され、いくつもの穴(基礎用?)が開けられていました。
<切換工事の準備 2/2>
また、旧車両基地エリアの東京寄りには、
切換工事のために、袋詰めにされたバラストや軌きょうが用意されていました。
最後に。
こちら、品川駅構内に掲示されている「駅からphotoコン 品川エリア」の告知ポスターなのですが…
なんと! 次の切換工事の工事箇所(最も新橋寄りの切換地点)じゃないですか!
これは驚き。
今回の品川駅改良工事レポートは以上です。
次回の調査は、切換工事終了後を予定しています。
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コメント
6番線単独説と7番線臨時ホーム説がますます有力ですね。
9・10番ホームの案内看板がどうしても解せないのですが、次のタイミング(ダイヤ改正)で2枚目のシールを剥がして8番線臨時ホーム化ってのもありかもしれません。
今回:「8」を1枚めくる→下が「7」になっている→「5」の上に「6」を貼る
ダイヤ改正:2枚目の大きなシールを剥がす
用途入れ替えはダイヤ改正による運行形態の変化や増発??と何らかの関係があるのかと感じています。
投稿: ひろゆき | 2016年11月 6日 (日) 21時01分
来年春のダイヤ改正までは8番線が副本線で7番線が臨時ホーム、ダイヤ改正後は7番線が副本線で8番線が臨時ホームということですかね。
5番線は京浜東北線南行でほぼ確定ですね。
そうなるとホームは10両編成分さえあればいいので、東京寄りの5両分が撤去されてちょこっと線路を曲げれば工事は終わるかもしれませんね。
臨時ホームとしての機能は7・8番線で、7番線は平日朝の副本線としての機能と併用ということですね。
あと個人的な予想ですが、臨時ホーム(7・8番線)は以前の臨時ホームと違い、安全や防犯上から旅客線の発着がない時は終日閉鎖されるかもしれません。
今後、東京駅に次ぐ大ターミナルとして発展していくわけですから、当然テロなどに対する安全対策も行なっていくと思います。
もし本当に実施されるのなら鉄道ファンとして寂しい限りですが(笑)
投稿: みなみ | 2016年11月 8日 (火) 23時49分
7・8番線ですが、
今回の切り替え工事中、東海道線は品川折り返しですね。東北2線が東京折り返しになります。今後、東海道線に起因する障害(事故等)の時7・8番線を使いこの形態になるのではないでしょうか。常磐特急は品川まで来るかもしれません。北2線に起因する障害の時は今までと同じで。
5番線ですが
6番線(新上り本線)の架線柱で5番線と合流できませんか。切り替え工事後にならないとはきりしないと思いますが。するとこの先の用途がわかりませんね。
しかし、今後京浜東北線の工事で一時的に南行きが使用すると思いますが。
投稿: 利根川一郎 | 2016年11月11日 (金) 09時41分
5番線はホームが狭いから作らないのか、羽田新線絡みなのか
とにかく、開口部と合流点がないと羽田新線はできないですし
下り分岐地点もまた留置線壊して作るのか
グループ経営構想に継続して掲載してますのでどうなるか、ぼんやりしてる点です。
投稿: イセ | 2016年11月13日 (日) 01時47分