« 首都圏外郭放水路 特別公開(2016/11/12) | トップページ | 幕張車両センター一般公開「マリフェス2016」(2016/11/26) »

2016年11月24日 (木)

品川駅改良工事レポ(2016/11/23) -第5回切換工事完了-

11/19(土)から11/20(日)の早朝にかけて予定通り行われ、無事に終了した、
品川駅改良工事の第5回線路切換工事。

工事終了後の様子を、11/23(祝)に確認してきました。
 

今回の切換工事の内容は以下の通りです。

1,6・7番線の使用再開と5番線の使用停止
2,東海道上り本線の車両基地沿いへのルートへの移転
3,出発1番線の使用開始
4,出発線合流地点付近の線形修正

004gif 
<品川駅周辺で行われている工事>
※クリックで、別ウインドウに原寸大(1100x600)の画像を表示します(GIF形式 63KB)


1,6・7番線の使用再開と5番線の使用停止

まずは、使用が再開された6・7番線から。

Img_89482<7・8番線ホーム階段>
その7番線ですが、7番線が臨時ホーム、8番線が引き続き上り副本線として使用されていることにより、
平日朝ラッシュ時以外は立ち入れないため、6番線からの写真のみとなります。

 
川崎寄りから写真を載せていきます。

Img_89012<6・7番線 川崎寄り 1/3>

Img_89022<6・7番線 川崎寄り 2/3>
2014年12月の使用停止から約2年、ついに6番線の使用が再開されました。

Img_89062<6・7番線 川崎寄り 3/3>
7・8番線ホームに立ち入れないため、使用再開の印象が薄い7番線ですが、
出発信号機はもちろん点灯していました。

 
続いて、6・7番線ホーム中程の様子を。

Img_89102<6・7番線 ホーム中程 1/8>
6番線ホーム・7番線ホームとも、いったん撤去されて一から作り直されているため、
まるで新駅のような綺麗さでした。

Img_89112<6・7番線 ホーム中程 2/8>
使用再開から4日目。ホームの乗車位置目標ステッカーは、まだ仮のものでした。

Img_89122<6・7番線 ホーム中程 3/8>
6番線の中程には、閉塞区間を短くして列車間隔を詰めるための場内信号機が新設されました。

Img_891322<6・7番線 ホーム中程 4/8>

Img_89162<6・7番線 ホーム中程 5/8>

Img_891922<6・7番線 ホーム中程 6/8>
頭上のLED発車標も、6番線側の発車標の稼働が始まり、
5番線側の発車標の使用が停止され、番線標記がシールで隠されていました。

Img_89202<6・7番線 ホーム中程 7/8>

Img_89212<6・7番線 ホーム中程 8/8>
今回の切換工事で、停車位置は10両・15両とも最後尾が川崎寄りホーム端となるよう統一されたため、
10両停車目標はこれまでより川崎寄りに移り、北乗換通路からはUターンしないと10両編成の列車に乗車できなくなりました。
 
現地で、数本10両編成の列車を見ましたが、先頭車は相当混雑することになりそうです...。

 
続いて、6・7番線ホーム東京寄りを。

Img_89442<北乗換通路より>

Img_89242<6番線 東京寄り 1/6>
6番線の10両停車目標より東京寄りが、7~10番線にあわせて海側に移設されたエリアになります。

Img_89592<6番線 東京寄り 2/6>

Img_89262_2<6番線 東京寄り 3/6>
6番線の東京寄りには、既に5番線側を仕切るフェンスが設置されていました。

Img_89272<6番線 東京寄り 4/6>
6番線ホームの屋根は途中から高さが変わっていて、仮設のような雰囲気でした。
ホームの基礎と柱は本設なので、線路の位置が変わることは無さそうですが、今後も何らかの工事が続くようです。

Img_89602<6番線 東京寄り 5/6>
5・6番線ホームの東京寄り先端部の5番線側には、車両1.5両分程度のホーム柵が設置されています。
仮に、5番線が東海道上り副本線として復活する場合は、5番線と6番線で停車位置がずれることになります。

Img_893922<6番線 東京寄り 6/6>
6番線のホーム先端部より先は、6番線に関係する設備以外はまだまだ工事中でした。
 

Img_89252<7番線 東京寄り 1/2>
使用再開となり、臨時ホームとなった7番線の様子です。

Img_89292<7番線 東京寄り 2/2>
 

6番線ホームと7・8番線ホームの東京寄りについて2つほど。

Img_89432<ホーム床板>
6番線ホームと7・8番線ホームとも、ホーム基礎・ホーム桁は本設ですが、
床板は滑り止め塗料が塗られたベニヤ板が使用されていて、仮設となっています。

Img_89312<工事桁 1/2>

Img_89322<工事桁 2/2>
また、6番線と7番線の線路のうち、東京寄りの一部は工事桁で支えられており、
線路の下が若干掘り下げられています。

線路とホームの下で夜間工事を行うため、このような状態になっているのでしょうが、
工事内容は今のところ不明です。

Img_89342 
7番線の線路の下は、工事桁を活かして相当大きく掘削されているようでした。
 

続いて、使用停止となった5番線の様子を。

Img_89052<5番線 川崎寄り 1/4>
11/23現在、線路も架線も撤去されていません。
4番線(京浜東北線の南行ホーム)との間にロープが設置された程度です。

Img_89042<5番線 川崎寄り 2/4>
線路は、11/19の切換工事の時点で本線から切り離されています。

Img_89082<5番線 川崎寄り 3/4>
5・6番線ホームの中央付近には、フェンス設置ラインが引かれていたので、
数週間程度で、5番線側が完全に仕切られるもはずです。

Img_89092<5番線 川崎寄り 4/4>

Img_89142<5番線 ホーム中程 1/2>
まだまだ列車が来そうな雰囲気でした。

Img_89152<5番線 ホーム中程 2/2>
頭上の番線案内もシールで隠されていました。

Img_892222<5番線 東京寄り 1/7>
5番線の東京寄りは、先述の通り、既にフェンスで仕切られています。

Img_89182<5番線 東京寄り 2/7>
フェンスには工事のお知らせが掲示されていましたが、
11月上旬まで6番線側を仕切っていたフェンスをそのまま再利用しているようで、工期は載っていませんでした…。

Img_89562<5番線 東京寄り 3/7>
フェンスの裏側には、5番線側を仕切るためのフェンスを乗せた台車が置かれていました。

Img_894922<5番線 東京寄り 4/7>

Img_895522<5番線 東京寄り 5/7>
5番線の東京寄りも、川崎寄りと同様に、線路・架線とも未撤去でした。
ホームも、フェンスが設置された以外は現役当時のままで、照明もまだ点灯していました。

Img_89332<5番線 東京寄り 6/7>
つい1週間前までは見ることが出来なかった、フェンスの裏側。
6番線が使用再開されたことにより、この角度から観察できるようになりました。

Img_89382<5番線 東京寄り 7/7>
この付近は、5番線が現役の頃から未使用だった部分です。

 
続いて、コンコース階などの掲示物の様子を。

Img_89452 

Img_89472 
ホーム階の案内板ですが、6番線・8番線とも、『上野東京ライン(宇都宮・高崎線)』という表記になり、
両ホームの案内標識からは「東海道線」の文字が消えました。

Img_889022 
ホーム階の階段付近やコンコース階にある、このタイプの案内標識ですが、

Img_88912 
予想通りこうなりましたか。

Img_88922 

Img_88932 
臨時ホームの「7」のシールの下には「8」の数字が、
上野東京ラインの「8」のシールの下には「7」の数字が隠れているので、
どこかの段階で、7番線(臨時ホーム)と8番線(東海道上り副本線)の用途入れ替えが行われるはずですが、今のところ時期は不明です。
(2017年3月のダイヤ改正が一番可能性が高そうですが、さて…)

 
6番線と7番線の様子ですが、東京寄りの仮設部分を除き最終形となったため、
ホーム中程から川崎寄りについては、レポート終了とします。
引き続き観察は行うので、他のホームと同様に、動きが出た場合は掲載したいと思います。


2,東海道上り本線の車両基地沿いへのルートへの移転

Img_89532<京浜東北線北行車内より>
11/19で5番線が使用停止になったことにより、全ての上り列車が車両基地沿いの線路を通るようになり、
改良工事前から使用されていた上り本線(京浜東北・山手線沿い)は使用停止となりました(線路も分断済み)。

11/23現在、線路も架線も残っていますが、そう遠くないうちに撤去工事が始まるでしょう。

Img_89533 
11/19までの上り本線と、11/20からの上り本線に挟まれた場所が、再開発エリアとなります。


3,出発1番線の使用開始

Img_896722<東海道線上り列車内より>
11/19まで、車両基地の脇を走る東海道線上り線の線路は、
本来の上り線のスペースの一部が別の工事で塞がっていた(高輪橋架道橋の代替トンネル建設工事)ため、
暫定的に、出発1番線のスペースを上り本線として使用していました。

Img_896723 
その状態は今回の切換工事で解消し、
東海道上り線は、新しく敷設されていた本来の位置の線路へ移動し、
これまで、暫定的に東海道上り線として使用されていた線路が、本来の出発1番線として使用されるようになりました。

Img_89462<10番線ホームにて>
この上り本線の線路切換のため、上り列車が発車するホームの先端部には、
65km/h制限の臨時信号機が設置されていました。


4,出発線合流地点付近の線形修正

Img_88962<札の辻橋から>
列車の中からでは確認が難しいので、田町駅の南方にある「札の辻橋」から確認しました。
写真手前が田町駅、写真奥が車両基地および品川駅になります。

Img_88963 
上記の通り、切換工事以前は、
札の辻橋より南側(写真奥側)では東海道線の上下線が離れていましたが、
切換工事によって、札の辻橋以南でも、東海道線の上下線が並行する線形に修正されました。


今後も品川駅改良工事は続きますが、I期工事での切換工事は今回が最後となります。
来年度以降は、山手線・京浜東北線の車両基地沿いへの移転および品川新駅開業に向けた「II期工事」となるようです。
 
7・8番線の用途入れ替え時期、5番線の処遇など、気になることは多いので、
今後も定期的に現地調査を行っていきます。

次回ですが、12月末から年明け頃を予定しています。


~オマケ~

I期工事での切換工事が終了したので、ホーム用途の移り変わりを一覧にしてみました。

Photo
 
<JR品川駅 東海道線ホームの用途移り変わり>
※クリックで、別ウインドウに原寸大(940x782)の画像を表示します(JPEG形式 137KB)

|

« 首都圏外郭放水路 特別公開(2016/11/12) | トップページ | 幕張車両センター一般公開「マリフェス2016」(2016/11/26) »

コメント

26日に観察してきました。
ホームやホーム周辺については、すいごう様が観察された日の状況と全く変化なしというところです。

6番線東京方の柵が切れるあたりから下をのぞくと、ホーム土台の桁が旧ホーム側に突き出ているのがわかります。ねじ止めをする穴も空いているので、このあたりからホーム末端の形がカギ型になりそうです。同様に、屋根にもまだ梁を接続する部分が見えるので、ホームができる雰囲気はあります。その新ホームに何が発着するかはお楽しみですね。

乗り換え案内表示は3箇所くらいを確認しましたが、いずれも「7」と「8」のシールが貼ってあります。用途の入れ替えは本当にあるのか気になります。

今後は、4番線から観察できるんでしょうか。北通路もなかなかいいですし。自分も、ちょこちょこ観察し、報告させていただきますね。

投稿: ひろゆき | 2016年11月27日 (日) 14時00分

ひろゆき様、コメントありがとうございます。

5番線の東京寄りの移設(?)工事ですが、既存部分の撤去に2~3ヶ月はかかるでしょうから、
それ以降の工事を見れば今後の処遇が分かりそうですね。
今から楽しみです。

今後の5番線の工事ですが、4番線および北乗換通路から観察出来そうですね。
まだどうなるかは分かりませんが、5・6番線の締め切りフェンスに透明アクリル部分があれば、そこも使えそうです。
4番線は京浜東北線ホームということで乗降客がかなり多いので、苦労するかもしれませんが…。

今後ともよろしくお願い致します。

投稿: すいごう | 2016年11月28日 (月) 01時30分

本日12/1(木)に商用で、品川駅経由で東急横浜に行ってきました、乗り換えの時、
品川駅改造工事の様子を見てみたら、さすがというか、なんというか
5番線の鉄路がもう、赤錆ていました。もう、列車が走行しなくなると、
こんなに早く鉄路はダメになってしまうのかと思うと、少し感傷的になりました。
これから、何年かにかけて、山手・京浜東北線を含めて線路が軌道修正されて
新駅の設置、多くの新規商業施設などが建設されていくのでしょうね。
引き続き品川駅改造工事の記事をよろしくお願いいたします。

投稿: 鉄道マニア | 2016年12月 1日 (木) 18時33分

線路切り替えが終了し、品川駅の折り返しが楽になったことから次の改正では東海道・高崎・宇都宮線に走っている快速が整理されると思います。
特にアクティー・アーバン・ラビットは廃止され、東海道~高崎・宇都宮線に走る快速に統一される可能性が高くなると思います。
恐らく大宮以北と品川以南は利用客等の合わせてそれらの快速を継承するけど、大宮~品川間は特に新橋や尾久は通過駅になると思うし、常磐線の特別快速も新橋通過する傾向は強くなります。(新橋は本数が多いから通過して速達性を持たせた方が良
後は、利用客が下火傾向の上野駅は宇都宮・高崎線方面の新種別の快速が通過するのも焦点になりそうです。
とにかく現ダイヤのアーバンは分かり難いからそれをどうするか気になります。

投稿: 稲美弥彦 | 2016年12月 3日 (土) 01時34分

鉄道マニア様、コメントありがとうございます。

12/2(金)の夜に品川駅5番線の様子を見てきましたが、早くも階段脇以外はフェンスによる締め切りが完了していました。
5番線のレール撤去もそう遠くないかもしれません。

新駅開業、旧車両基地エリアの再開発など、まだまだ先は長いですが、
これからも当ブログをよろしくお願い致します。

投稿: すいごう | 2016年12月 3日 (土) 04時36分

稲美弥彦様、コメントありがとうございます。

いつの間にか、来年3月ダイヤ改正の発表も近づいてきていますね。
連年通りであれば、12/16(金)あたりでしょうか。

来年3月のダイヤ改正は上野東京ライン開業から丸2年となるダイヤ改正なので、輸送状況を踏まえた変化があってもおかしくはないですね。
車両増備の噂が聞こえてこない現状ではラッシュ時の増発は望み薄ですが、
データイムのダイヤがどうなるか、気になるところです。

投稿: すいごう | 2016年12月 3日 (土) 05時04分

今回の切り替え工事で変わったものは
東海道線上り本線が5番線から6番線に変わったこと、それに用途不明の7番線が使えるようになったことですね。
来年3月のダイヤ改正では、上野東京ラインの改正は増発を含め無いと思います。
品川以西で障害があった時、東海道線が7番線、または8番線で折り返すのではないでしょうか。品川新駅暫定開業(これで品川駅完成?)に合わせ、上野東京ラインのダイヤ改正が行われ、それまではほとんど改正は無いののかなと思います。
これからは、京浜山手の移設ですね。今後も楽しみにしています。

投稿: 利根川一郎 | 2016年12月 6日 (火) 18時40分

7番線は臨時ホームという案内板がありますが、実際には来年のダイヤ改正で副本線になり、8番線が臨時ホームになります。

1線増えたわけですから、なんらかのアクションがあっても不思議ではないですね。
ただ、車両増備の噂がないので増発は昼間、TK田町センターで寝てる常磐線E231系0番台数編成を使った電車以外考えられません。

投稿: みなみ | 2016年12月 6日 (火) 23時48分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 品川駅改良工事レポ(2016/11/23) -第5回切換工事完了-:

« 首都圏外郭放水路 特別公開(2016/11/12) | トップページ | 幕張車両センター一般公開「マリフェス2016」(2016/11/26) »