総武快速線 新小岩駅ホームドア工事開始(2017/04/08)
<新小岩駅 錦糸町寄り>
快速線ホームの錦糸町寄りで工事が始まっていました。
ホーム端の笠石が、ホームドア工事でよく見かける覆工板に置き換えられています。
4/8時点で、上り線(3番線)ホームは、
錦糸町寄りから増結4号車付近まで(約3.5両分)のホーム端が覆工板に置き換えられ、
下り線(4番線)ホームは、
錦糸町寄りから基本1号車付近まで(約4.5両分)のホーム端が覆工板に置き換えられていました。
ホーム上には、ホームドア工事のためのスペースが確保されていました。
工事のお知らせも掲示されていましたが、
残念ながら工期については書かれていませんでした。
快速線ホームの錦糸町寄りの様子。
盛土式ではありませんが、ホーム端は薄く補強工事が必要でしょう。
現時点では、ホーム端が覆工板に置き換わったのみで、
補強材やケーブルラックなどの設置は、まだまだ先の話になるでしょう。
<新小岩駅 ホーム中程>
快速線ホームでは、ホーム中程もゴムマットで覆われていますが、
これはホームドア工事と直接の関係は無く、直下で行われている南北自由通路整備工事の影響です。
南北自由通路の工事により、直下の盛土を掘削しているため、
現状、快速線ホームや線路が仮設桁の上に乗っている状態です。
この状態ではホームドアの設置は不可能で、
南北自由通路の整備工事がある程度進み、ホームが本設の状態に復帰してからのドア工事になるでしょう。
<新小岩駅 市川寄り>
快速線ホームの市川寄りでは、工事による変化は確認できませんでした。
新小岩駅のホームドア工事レポは以上です。
しばらくは不定期でレポート化しようと思っています。
なお、肝心のドア稼働時期ですが、現時点では「2018年度内」との情報しかありません。
【参考】
JR東日本千葉支社 総武快速線新小岩駅へのホームドア設置工事着手について(2017年1月27日)
https://www.jreast.co.jp/chiba/news/pdf/pre1701_shinkoiwa.pdf
【新小岩駅 南北自由通路整備工事について】
ホームドア工事と無関係ではない南北自由通路整備工事ですが、
葛飾区のサイトが参考になります。
葛飾区 新小岩駅南北自由通路の整備を進めています
http://www.city.katsushika.lg.jp/kurashi/1000060/1003609/1003628/1012370/1003645.html
2017年度の工事は、掘削で誕生した線路下の空間に、
高架橋やボックスカルバートを施工していくそうです。
快速線・快速線ホームの下は高架構造、貨物線の下はボックスカルバートとなる新小岩駅。
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