板橋駅 電留線整備工事レポ(2017/05/03)
品川駅周辺の再開発に関連して、板橋駅で行われている電留線の新設工事(※)。
かなり工事が進んだと聞き、5/3(水)に現地の様子を見てきました。
前回のレポート(2017/03/04)からは、約2ヶ月が経過しています。
※板橋駅 電留線整備計画
品川駅の山手線電留線(5線)の廃止に伴い、山手線車両を東京総合車両センターおよび池袋運輸区での留置とし、
池袋運輸区に留置されている埼京線車両を、板橋駅電留線(3線・新設)に移転する計画のこと。
まずは、電留線設置予定場所の様子から。
<駅東側 電留線予定場所 1/4>
前回の時点で完成形になっていたこの付近では、
架線柱の更新以外に大きな変化はありませんでした。
<駅東側 電留線予定場所 2/4>
3本目の留置線も、かなり工事が進んでいました。
<駅東側 電留線予定場所 3/4>
その3本目の留置線ですが、車止め付近のみが未完成でした。
<駅東側 電留線予定場所 4/4>
留置線3線の工事はほぼ終わったようで、
営業線との間に設置されていたフェンスが全て撤去され、虎ロープに置き換えられていました。
今後は、架線柱の更新・架線の敷設や、信号関連の工事が行われるでしょう。
<駅西側 保守用側線 1/2>
駅西側の保守用側線の脇には、
これから使用されるであろうコンクリ製品が積み上げられていました。
続いて、電留線に繋がる分岐器が設置された場所の様子を。
<板橋駅ホームより>
作業場所近くの、第一雲雀ヶ谷踏切・第二雲雀ヶ谷踏切で撮影した写真を、
池袋駅寄りの渡り線から順に載せていきます。
<第一雲雀ヶ谷踏切にて 1/3>
前回の時点で、渡り線の上下線間の線路が繋がっていましたが、
それ以降は変化が無いようで、架線の敷設もまだでした。
<第一雲雀ヶ谷踏切にて 3/3>
上り本線から分岐した線路は、その先にある分岐器(写真奥側)と繋がっていました。
<第二雲雀ヶ谷踏切にて 1/4>
第二雲雀ヶ谷踏切の手前で2線に分かれた線路は…
<第二雲雀ヶ谷踏切にて 3/4>
踏切を渡り、さらに離れていき…
<第二雲雀ヶ谷踏切にて 4/4>
本線寄りの線路がその先でさらに2線に分かれ、留置線3線に繋がっていました。
5/3の時点で、本線上に設置された分岐器3つは転轍機が設置され、
留置線部分に設置された分岐器2つは、転轍機が未設置となっていました。
最後に、電留線の整備工事からは外れますが、
滝野川口での新駅舎建設工事の様子を。
<板橋駅 滝野川口>
板橋駅の滝野川口に予定されている新駅舎ですが、
駅舎部分の盛り土の掘削が始まっていました。
<上り線 工事桁の部分>
上下線とも、十条駅寄りの一部が工事桁化されていますが、
工事桁の真下でも、掘削が始まったようでした。
板橋駅で行われている、電留線整備工事の様子は以上です。
次回も、およそ2ヶ月後を予定しています。
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