試験艦「あすか」一般公開(2017/05/28)
船橋港の京葉食品埠頭に係留されている「あすか」。
記憶のある限り、船橋港に「あすか」が来たのは初めてのような。
今年は(も?)土曜日の公開が無く、日曜日のみの公開だったため、
午後に入っても20~30分程度の乗艦待機列が伸びていました。
混雑の影響で、艦橋への見学ルートは途中で打ち切りになったらしく、
日曜日の15時頃は第1甲板と艦内の一部通路、艦尾の格納庫のみの公開でした。
よって、写真も艦の外側のみとなります…(´・ω・`)
1~2年ほど前までは、艦橋上部(右舷前方・左舷前方の2面)とマスト上部で、
25DD・26DD向けの潜望鏡探知レーダー、30DX(仮)向けのレーダー…と噂される物体の試験が行われていたようですが、
現在では、この通り、右舷前方・左舷前方の2面は鉄板で塞がれている状態で、
マストにも試験中と思われる装備は無い状態です。
ただし、右舷後方左舷後方の2面では、引き続き何らかのレーダーの試験が行われているようでした。
FCS-3の改良型との噂があるようですが、詳細は不明です。
(だいぶ前からこの状態で、本当に内部にレーダーがあるのかすら不明)
<SSM試験架台>
現在の「あすか」ですが、数ヶ月前には12式地対艦誘導弾(12SSM)の艦載化版の試験が行われたらしく、
SSM用と思われる架台が艦橋前部に搭載されています。
艦の右舷には、HOS-303短魚雷発射管が。
戦闘艦ではなく試験艦なので、短魚雷発射管は右舷にしか搭載されていません。
艦橋すぐ後ろにある構造物の左舷上部には、
何らかの試験で使用されたと思われる架台が残されていました。
試験艦らしい光景ですね。
艦後部のヘリ甲板。
人員・物資の輸送のためのヘリコプターが発着するんだとか。
「あすか」の〆は、艦名プレートと救命浮輪で。
この日は、「あすか」の他にも陸上自衛隊・航空自衛隊の装備品も展示されていました。
航空自衛隊からは、広域防空用の地対空ミサイル「パトリオット」。
陸上自衛隊からは、軽装甲機動車、82式指揮通信車(ともに写真省略)。
さらに、近距離防空用の「93式近距離地対空誘導弾(通称:短SAM)」と、
短距離防空用の「81式短距離地対空誘導弾(C)(通称:短SAM改)」が展示されていました。
訓練弾のお尻の部分。
実際に飛翔するものではないため、ノズルなどはありません。
車体横には、訓練弾がもう1発。
ランチャーに装填された状態ではあまり大きさを感じませんが、
こうして見ると、やはり大きいですね。
短SAMのランチャー先端部の丸いものは何なのかずっと不思議でしたが、
ミサイル先端部の保護パーツなんですね!
「マリンフェスタ2017 in FUNABASHI」の写真は以上です。
来年もまた行きたいですね。
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