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2017年9月 2日 (土)

八ッ場ダム本体工事見学(2017/08/30)

2016年6月からダム堤体のコンクリート打設が始まった、群馬県長野原町で建設中の八ッ場ダム。
 
4月からは、国土交通省関東地方整備局 八ッ場ダム工事事務所が主催する見学ツアー「やんばツアーズ」が始まりました。
私も、8/30(水)の個人向け見学ツアーに参加してきたので、ブログで記事化しておきます。

Img_17142<八ッ場ダム@堤体打設中>


やんばツアーズの10本の見学コースのうち、一般個人向け見学ツアーの出発点は、
吾妻線長野原草津口駅脇の「長野原・草津・六合ステーション」または「道の駅八ッ場ふるさと館」の2箇所。

Img_16472<長野原草津口駅>
この日は、「長野原・草津・六合ステーション」からツアーに参加するため、特急「草津1号」で長野原草津口駅へ。
お盆の時期が過ぎ、9月も間近になった平日ということで、車内は学生グループが多かったのが印象的でした。

Img_16542<長野原草津口駅>
家族連れや学生グループがバスで草津温泉へ向かうと、駅前は再び静かに。
「草津1号」の到着(12:18着)からツアーの集合時刻(13:20)までは時間があるので、駅周辺を軽く散策。

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駅のロータリーの正面には、吾妻川を跨ぐ大きな「長野原駅前大橋」が。

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ここはダム堤体から約8km地点だそうですが、
八ッ場ダムが完成すると、この付近も(堤防を越えない程度に)水位が上がってダム湖の一部になるそうです。
 

Img_16552<長野原・草津・六合ステーション>
駅周辺を散策していると、ツアーの集合時間が近づいたので、集合場所の「長野原・草津・六合ステーション」へ。
長野原草津口駅の真横にある建物がそれです。

見学ツアーのバスは、途中「道の駅八ッ場ふるさと館」に寄り、
そこから合流するツアー参加者を乗せ、見学コースを進んでいきます。

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途中通過する「不動大橋(湖面2号橋)」からは、八ッ場大橋(湖面1号橋)が見えました。
ダムの堤体工事の現場は、八ッ場大橋のさらに向こう側だそうです。

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不動大橋の直下には、吾妻線の旧線が。
現在は、ダム工事に使用される骨材(コンクリートに使用される石)を運ぶベルトコンベアのルートとして利用されています。

Img_170522<なるほど!やんば資料館>
見学ツアーのバスは、ダムの堤体工事の現場に行く前に、「なるほど!やんば資料館」へ。
一般見学者向けのコースのため、ここで、ダムに関する説明を受けてからダムの工事を見学することになります。

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資料館の前には、ダム工事に使用される重ダンプが履くタイヤが展示されています。
これ1つで100万円もするんだとか。

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資料館の入口脇には、案内ロボットとしてPepperくんが居ました。
生で見るのはこれが初めてだったり。

Img_16972<八ッ場ダム周辺3D模型>
資料館では、見学ツアーに随行する「やんばコンシェルジュ」の方より、
10分程度の、八ッ場ダムについての解説が。

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解説パネルのうちの1枚。
ダム堤体の内部ってこうなっているんですね…。

Img_17022 
やんば資料館を出ると、いよいよ本体工事の現場へ。
 
現地は工事現場のためヘルメットの着用が義務づけられており、資料館を出た後でツアー参加者にヘルメットが配られました。
国土交通省ロゴ入りヘルメットなんて、今後身につける機会は無いかもしれません。
 

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途中でバスを降り、さぁ立入禁止エリアへ!

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工事中の道路(ダム完成後はダム天端を通過する道路になるとのこと)を歩くこと数分…

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ダム堤体の予定地が見えてきて…

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さらに、ダム工事に使われているケーブルクレーンのアンカーの脇を過ぎると…
 

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現在進行形でコンクリート打設中の、ダム堤体工事の現場に到着!
圧倒的なスケールでした…。

現地では、跡見学園女子大学の学生さん達によるダム工事の解説がありました。
長野原町と跡見学園女子大学の協力により、
地元住民と学生が地域活性化に向けて共同で研究するプロジェクトの一環だそうです。

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写真の青い線が、コンクリートが打設されるラインとのこと。
 
2018年5月頃まで続く予定の堤体のコンクリート打設ですが、
現在、堤体の高さ116mに対して約3割の高さまで使用されるコンクリートのうち約3割の打設が終わっているそうです。
(”3割”とは、コンクリートの体積に対してではなく、堤体の高さに対してのことだそうです。2017/9/7訂正。)

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堤体のコンクリート打設中ということで、貴重な光景が目の前に。
プレキャストコンクリートの監査廊や…

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巨大な常用洪水吐の部品と、その水路部分。
いずれも、ダム完成後は目にすることのできないものです。

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ダム堤体直下の左岸で建設中なのは、最大出力11700kwの八ッ場発電所。

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このあたりが減勢工でしょうか。
水が溜まっていて行き来が大変そうでした。
 

Img_17372<上流仮締切>

Img_17162<下流仮締切>
ダム工事では、ダム工事を乾いた状態で行えるように、川の水を迂回させる工事(転流工)が行われますが、
見学ポイントからは、水を迂回させるための「上流仮締切」と、水の逆流を防ぐための「下流仮締切」も見えました。

Img_166222 
ダム堤体と、「上流仮締切」「下流仮締切」の位置関係はこのようになっています。
 

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見学ポイントからは、吾妻線の旧線を利用した骨材用ベルトコンベアも見えました。

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現場での骨材の展示。
骨材は、大きさごとに4種類に分けられて管理・使用されているそうです。
 

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見学ツアーでの現地滞在時間は約20分程度。体感では10分にも満たなかったような…。

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首都圏では目にする機会の無い、巨大な鋼鉄製の桟橋やケーブルクレーンを目に焼き付けつつ、来た道を戻ります…。
 

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ちなみに、見学ツアーでは右岸側から工事を見学しますが、
左岸側には、予約不要で訪れることができる「やんば見放台」という展望台があるそうです。

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今にも転げ落ちそうな場所ですが…

Img_17422
この日も何人もの人が工事を見学していました。
 

Img_17682<道の駅八ッ場ふるさと館>
堤体工事の見学後、見学ツアーのバスは「道の駅八ッ場ふるさと館」へ戻り、ここから乗車した見学者を降ろしてから、
再び「長野原・草津・六合ステーション」へ。

見学ツアーの最後に、ツアーのアンケートに答えるとダムカードが貰えました。

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左下の「Ver.0.2」の文字が表す通り、工事の進捗によって写真が変わるそうで、
この「Ver.0.2」も期間限定なんだとか。
 

Img_17692<長野原草津口駅>
せっかくなので、川原湯温泉か草津温泉に泊まっていきたかったのですが、
翌日は仕事なので、「草津4号」で首都圏へとんぼ帰りしました。


今回の八ッ場ダム工事見学レポートは以上です。

堤体の打設が完了する頃と、試験湛水が始まった頃にもう一度は行きたいですね。

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