板橋駅 電留線整備工事レポ(2017/10/07)
品川駅周辺の再開発に関連して、板橋駅で行われている電留線の新設工事(※)。
10/7(土)に現地の様子を見てきました。
前回のレポート(2017/07/08)からは、約3ヶ月が経過しています。
※板橋駅 電留線整備計画
品川駅の山手線電留線(5線)の廃止に伴い、山手線の車両を東京総合車両センターと池袋運輸区での留置とし、
池袋運輸区に留置されている埼京線車両を、新設する板橋駅電留線(3線)に移転する計画のこと。
<板橋駅 電留線配線図>
※クリックで、別ウインドウに原寸大(795x456)の画像を表示します(GIF形式 9KB)
まずは、電留線設置予定場所の様子から。
<駅東側 電留線予定場所 2/5>
軌道工事に続き、本線と留置線の間のフェンスや標識類の設置も終わり、
工事機材の大半が片付けられ、留置線付近はさっぱりとした状態になっていました。
<駅東側 電留線予定場所 4/5>
ホームから一番離れた3本目の留置線の車止め(制走堤)は未設置のままですが、
車止めと干渉する位置にあった古い架線柱の撤去が終わり、「測量基準点」と書かれた木杭が打ち込まれていました。
<駅東側 電留線予定場所 5/5>
留置線の池袋駅寄りでも工事機材の大半が片付けられ、留置線付近はさっぱりとした状態になっていました。
留置線終端部(アパホテル脇)からこの付近までは、
架線柱の建て替えが終わり、古い架線柱の撤去まで完了していました。
<駅西側 保守用側線脇 1/2>
駅西側の保守用側線にはレールを積んだモーターカーが留置されていましたが、
電留線の軌道工事はほぼ終わっているため、電留線整備工事とは関係無さそうでした。
<駅西側 保守用側線脇 2/2>
レールを積んだ保守用トロッコの奥には、鋼製架線柱と架線ビームの部品が用意されていました。
続いて、電留線に繋がる分岐器が設置された場所の様子を。
<板橋駅ホームより>
架線柱の建て替えが行われている途中のため、
板橋駅のホームからは新旧の架線ビームが重なって見えました。
<第二雲雀ヶ谷踏切にて 1/2>
第二雲雀ヶ谷踏切から板橋駅寄りでは、大半の架線柱が鋼管架線柱・鋼管ビームに置き換わり、
残っている古い架線柱(コンクリート柱)から伸びたビームも、既に架線を支持していない状態でした。
<第一雲雀ヶ谷踏切にて 1/2>
第二雲雀ヶ谷踏切から第一雲雀ヶ谷踏切にかけては、新しい架線柱は建っていましたが、
架線は古い架線柱が支持している状態でした。
<東武線北池袋駅にて>
第一雲雀ヶ谷踏切から池袋駅寄りでは、新しい架鋼管架線柱が建ち始めている最中でした。
電留線の整備工事からは外れますが、滝野川口での新駅舎建設工事の様子を。
板橋駅で行われている、電留線整備工事の様子は以上です。
次回も、およそ2ヶ月後を予定しています。
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