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2018年3月13日 (火)

八ッ場ダム本体工事見学(2018/03/12)

ダム堤体の打設工事が続く、群馬県長野原町で建設中の八ッ場ダム。
 
個人向けツアーは連日予約でいっぱいになっているようですが、
3/12(月)は直前まで空いていたので、2回目の見学に行ってきました。
(1回目の記事はこちら

Img_32642<八ッ場ダム@堤体打設中>


やんばツアーズの見学コースのうち、一般個人向けバスツアーの出発点は、
吾妻線長野原草津口駅脇の「長野原・草津・六合ステーション」または「道の駅八ッ場ふるさと館」の2箇所。
 
今回も、前回と同じ「長野原・草津・六合ステーション」から参加しました。

Img_32102<長野原草津口駅>
まずは特急「草津1号」で長野原草津口駅へ。
月曜日ですが、列車は大学生や定年退職世代の温泉観光客で満席でした。

Img_32152 
駅前のロータリーは草津温泉行きの大型バスだらけでした。

Img_322022 
ご覧の通り雪は全く無く、遠く見える草津白根山に雪がかかっている程度でした。
この日の日中は暖かく、10℃前後まで気温が上昇したので、絶好の見学日和でした。

Img_32222<長野原・草津・六合ステーション 2階より>
昨年8月に参加した際は、長野原・草津・六合ステーションの出入口脇集合でしたが、
今回は、長野原・草津・六合ステーション2階の多目的スペースが集合場所でした。
この時期は寒いですからね…。

Img_32232 
集合時間(13:20)の10分ほど前に、バスツアーのバスが駅前へ。
 
この日は、長野原・草津・六合ステーションからの参加が5名前後、道の駅「八ッ場ふるさと館」からの参加が10名程度でした。
平日真っ昼間のツアーが7割も埋まるって、相変わらずの人気だなぁ…と(定員20名)。

Img_323522<不動大橋より八ッ場ダム>
バスツアーは、道の駅「八ッ場ふるさと館」から「なるほど!やんば資料館」へ向かう途中で不動大橋(湖面2号橋)を通過しますが、
堤体の打設が進んだ結果、不動大橋からダムを確認できるようになっていました。

Img_32372<大柏木トンネル>
こちらは、ダム建設に使用される砂や石(骨材)を骨材プラントヤードからダムサイトまで輸送するために建設された「大柏木トンネル」。
騒音・粉塵対策のためにダンプトラックではなくベルトコンベアが使用されています。
 
昨年8月に参加した際は、バスの座席の反対側(左側)だったので撮影できなかったのですが、
今回は右側に座ることで無事撮影に成功。
 

ダム本体工事の現場を見学する前に、ダムについての説明を受けるために「なるほど!やんば資料館」へ。

Img_324932<資料館内 3D模型>

Img_32542<なるほど!やんば資料館>
資料館の入口では、変わらずペッパーくんがお出迎えしてくれていましたが…

Img_32552 
ペ、ペッパーくん!?
 

「なるほど!やんば資料館」を出た後は、いよいよダム本体工事の現場へ。

Img_32652 
バスを降りて300mほど歩くと、以前にも見たケーブルクレーンのアンカーが目に入ってきます。

Img_32672 
ちなみに、この付近の仮設道路は桟橋構造になっていますが、
地面から高いこと高いこと…(恐怖)
 

Img_32742 
さらに歩くと、本体工事の現場に到着!
 
去年8月の時点では、堤体高116mに対して打設高3割を越した頃でしたが、
現在は打設高5割を越えているとのことで、ダムがかなり大きくなった印象を受けました。

Img_32762 
見学中も、ダム左岸にあるコンクリートプラントで作られたコンクリートが、
ケーブルクレーンから吊されたバケットで、打設現場まで運ばれていました。

Img_32992 
バケットからコンクリートが降ろされていきます。
 
八ッ場ダムのコンクリート打設では、冬期以外は超硬練りのコンクリートが使用される(巡航RCD工法)そうですが、
冬期は通常のコンクリートが使用されるんだとか。

Img_33172 
ケーブルクレーンから吊されているコンクリート運搬用のバケット、
遠くから見るとイマイチ大きさが掴めませんが、この日は見学コース脇にバケットが置かれていました。
高さは約3mで、約6tのコンクリートを運ぶことができるそうです。
 

八ッ場ダムでは、コンクリートの運搬手段としてケーブルクレーンから吊されたバケット以外にも、
「SP-TOM」と呼ばれる装置が使用されています。

Img_32983<SP-TOM>
ダム左岸に設置されている茶色い管がそれで、
パイプの内側にらせん状の羽根を取り付けた管を回転させることで、コンクリートの品質を維持したまま大量に運搬できるそうです。

Img_32712<SP-TOMの管>
「SP-TOM」も、見学コース上に実物が。

Img_32722<SP-TOMの内側>
管の内側にある、らせん状の羽根はこうなっているんですね。

Img_33102 
8月の時点では作業構台(写真左側)の上で組み立て中だった常用洪水吐(写真)は堤体の中に埋まり、
構台の上では、選択取水設備の部品が組み立てられていました。

Img_33122 
ダムの上流側にある、仮排水トンネルの呑口と上流側仮締切。
草などが枯れているため、夏場よりも見やすい状態でした。
 
この仮排水トンネルですが、既に締切準備が始まっているそうです。
締切後は、吾妻川の水は堤内仮排水路を経由して下流に流れることになります。

Img_33092 
下流側では、減勢池のための副ダムのコンクリート打設も始まっていました。

 
ダム見学後は、「八ッ場ふるさと館」経由で「長野原・草津・六合ステーション」へ戻ります。

Img_33232<八ッ場大橋より八ッ場ダム>
帰路の途中、バスは八ッ場大橋(湖面1号橋)を通過しましたが、
この橋はダムに一番近い場所にあるため、ダム工事の様子がかなり見やすくなっていました。
 
ダムの見学地点からでは見下ろす形になるクレーンですが、この地点からだと真横から見ることになるので、
一番右の750tクレーンの存在感がすごかったです。

Img_33233 
それぞれの設備はこんな感じですね。
ダム完成前しか見ることの出来ない景色になります。
 

Img_33332<ダムカード>
「長野原・草津・六合ステーション」前でバスを降り、
ツアーのアンケートに答えてダムカードを確保し、帰路につきました。


前回・今回と利用した、長野原草津口駅の駅前から出る個人向けバスツアーですが、
現在のツアーは3月末で終了し、4月からは「川原湯湖畔公園」の駐車場に現地集合する見学ツアーが始まります。
 
川原湯温泉駅から2kmほどある場所なので、
うーん、これからは交通手段をどう確保するかが悩みどころですね
堤体打設完了の頃や、試験湛水が始まった頃にも行ってみたいですし。

 
今回の八ッ場ダム工事見学レポートは以上です。
ありがとうございました。

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