総武快速線 新小岩駅ホームドア設置開始(2018/08/21~)
<3番線の様子 2/2>
設置作業1日目となる21日未明ですが、
3番線(上りホーム)は、千葉寄りに総合制御盤と、
11号車1番ドアから6号車4番ドアまでのホームドアが設置されました。
初日は、千葉寄りから5両分が設置されたことになります。
<4番線の様子>
4番線は、市川寄りに総合制御盤のみ設置されました。
新小岩駅のホームドアですが、グリーン車導入路線へのホームドア設置は初となり、
試験導入駅以外で、TASC(定位置停止装置)無しでホームドアが導入されることも初めてになります。
また、無線連携装置によるホームドア連携もJR東日本では初となり、
初めてづくしのホームドア導入になります。
そのため、他の駅では見られないような設備がちらほらと。
TASCが導入されないため、開口幅は、他路線のホームドアよりも広めの2800mmとなっています。
<二重引き戸部分>
運転台直後のドアとその次のドアの間に設置された筐体は、
2800mmの開口幅を確保するために導入された二重引き戸を左右2つ分格納する必要があるため、
かなり太い筐体になっています。
<停車位置検知装置>
また、新小岩駅では、車両と地上設備の連携を地上子・車上子ではなく無線で行うため、
山手線のように、地上子で停車位置を検知することが出来ません。
そのため、列車の停止位置を検知するためのセンサーがホームドアの外側に用意されています。
<無線連携装置のアンテナ?>
無線連携装置の地上側のアンテナと思われるものも、ホームドアの外側に用意されていました。
個々のホームドアの状態を示すランプにも、「増」の初めて登場しています。
21日の様子は、ひとまず以上です。
22日の様子を追加します。
<22日の3番線 2/4>
設置作業2日目となる22日未明には、
3番線(上りホーム)の6号車4番ドアから1号車4番ドアまでのホームドアが設置されました。
2日目は、ホーム中程の5両分が設置されたことになります。
<22日の3番線 3/4>
グリーン車部分のホームドアは、他の場所と変わらない筐体が設置されました。
そのため、4号車・5号車のホームドアは、他の場所よりもかなり長くなっています。
<22日の3番線 4/4>
グリーン車部分のホームドアも開口幅2800mmですが、
ドアが普通車よりも狭いため、さらに開口幅が広く見えます。
<窓上のドアコックマーク>
また、E217系では、新小岩駅でのホームドア設置にあわせて、
ドアコックの位置を示す「▼」マークの窓上への貼り付けが始まっています。
22日の様子は以上です。
23日の様子を追加します。
<23日の3番線>
設置作業3日目となる23日未明には、
3番線(上りホーム)の1号車4番ドアから増結1号車1番ドアまでのホームドアが設置されました。
3日目は、3番線の東京寄り5両分のホームドアが設置され、
全15両分のホームドアが設置されたことになります。
24日の様子を追加します。
<23日の4番線 2/2>
設置作業4日目となる24日未明には、
4番線(下りホーム)の増結1号車4番ドアから1号車4番ドアまでの、
東京寄り5両分のホームドアが設置されました。
27日の様子を追加します。
<27日の4番線>
設置作業5日目となる25日未明には4番線のホーム中程5両分が、
最終日となる26日未明にはホーム千葉寄り5両分が設置され、
新小岩駅でのホームドア設置作業は完了しました。
(遠出していたため、当日の写真なし)
今後は、深夜に各種ケーブルの配線作業や動作確認などが行われ、10月下旬に使用が始まる予定です。
【2018/10/24追記】
無線連携装置の調整に時間がかかるため、
稼働時期が延期になることが発表されました。
JR東日本 千葉支社「総武快速線 新小岩駅のホームドア使用開始時期の変更について」(2018年10月24日)
http://www.jreast.co.jp/chiba/news/pdf/pre1810_platformdoor.pdf
【2018/12/04追記】
12/8(土)の始発よりホームドアが稼働することが発表されました。
JR東日本 千葉支社「総武快速線 新小岩駅のホームドア使用開始時期について」(2018年12月4日)
http://www.jreast.co.jp/chiba/news/pdf/pre1812_formdoor-shinkoiwa.pdf
<新小岩操の保守用側線>
新小岩駅のホームドアですが、新小岩操の保守用側線でトラックから運搬台車に積み込まれ、
夜間に駅へ搬入されていたようです。
25日の午前中に、ホームドアを積んだ状態の運搬台車とモーターカーを偶然目撃できました。
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