板橋駅電留線 使用開始(2019/03/15・17)
記事冒頭で「ダイヤ改正で使用開始」と書きましたが、
1編成のみ、改正前日の3/15(金)の日中に送り込まれました。
<ハエ132@電留3番線>
改正前日、3/15(金)の夜には、
営業投入されたばかりのハエ132編成が、真新しい電留線に留置されていました。
ATACSの場合、電留線の必要有効長は、
「車両長(10両)+前後10m以上」(東工技報2013 P26「板橋駅電留線整備計画」より)だそうですが、
この電留線の場合、停車位置から車止めまでかなり余裕があるようです。
続いて、改正後の日中の様子を。
<板橋駅電留線@第二雲雀ヶ谷踏切>
留置線に止まる編成を、第二雲雀ヶ谷踏切より。
3/17(日)は、電留2番線(駅のホーム側から2本目)にハエ115編成が、
電留3番線(駅のホーム側から3本目)にハエ124編成が留置されていました。
後述しますが、板橋駅からよりも第二雲雀ヶ谷踏切からの方が撮りやすい…かもです。
<板橋駅電留線@第一雲雀ヶ谷踏切>
ちなみに、第一雲雀ヶ谷踏切からでは、さすがに遠すぎました…。
先ほどちらっと書きましたが、板橋駅のホームから撮るとこのような具合に。
電留線の配置の都合で、電留3番線に止まる編成は完全に隠れてしまいます。
ホーム寄りの電留1番線・電留2番線についても、
電留3番線と同様に、停車位置から車止めまでかなりの距離が確保されています。
なお、板橋駅の電留線ですが、
E233系のパンタグラフが上昇する位置の架線(トロリ線)に、特徴的な仕掛けが。
上写真の赤枠内、パンタグラフが上昇する位置のみ、
トロリ線ではなく、トロリ線に取り付けた別の金属部品が集電舟と接触するようになっています。
他の車両基地や電留線でも似たような事例があるようで、
接触する部分を交換しやすくしたのでしょうか? 気になるところです。
また、板橋駅の滝野川口新駅舎ですが、
2/24(日)より、東西の改札口が統合されて新改札口の使用が始まりました。
新駅舎の2階以上に予定されている商業施設は未オープンですが、
建物の外観はほとんど完成しているように見えました。
板橋駅で行われていた電留線整備工事のレポートですが、
電留線の使用開始につき、今回が最後となります。
これまでご覧いただき、ありがとうございました。
-過去記事一覧-
板橋駅電留線 2019年3月より使用開始へ+現地の様子(2018/12/15) 2018.12.17
板橋駅 電留線整備工事レポ(2018/06/18) 試運転始まる 2018.06.18
板橋駅 電留線整備工事レポ(2018/03/17) 2018.03.18
板橋駅 電留線整備工事レポ(2017/12/29) 2017.12.30
板橋駅 電留線整備工事レポ(2017/10/07) 2017.10.07
板橋駅 電留線整備工事レポ(2017/07/08)+使用開始時期について 2017.07.12
板橋駅 電留線整備工事レポ(2017/05/03) 2017.05.07
板橋駅 電留線整備工事レポ(2017/03/04) 2017.03.06
板橋駅 電留線整備工事レポ(2016/12/17) 2016.12.18
板橋駅電留線整備工事レポ(2016/10/29) 2016.10.31
板橋駅改良工事レポ(2015/12/29) 2015.12.31
板橋駅 電留線整備工事(2015/06/20) ※追記あり 2015.06.28
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コメント
長い間の、投稿お疲れ様でした。
すいごうさんの歯切れのいいレポートと、投稿写真には、いつもながら、感心の一言です。
あと、勝手なお願いですが、渋谷駅改造工事が、難しいのならば、JR飯田橋の総武線各駅停車
のホーム移設工事と、改札口の改良工事のレポートをお願いしますというのか、勝手なお願い
でしょうか?
投稿: 鉄道マニアより | 2019年3月21日 (木) 12時51分