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2022年2月 7日 (月)

2021.11.27~29 JR西日本どこでもきっぷ旅行 1日目

2021年4月に発表され、3日用で22,000円という破格の値段設定や、
1人利用可能という使いやすさから注目を集めた「JR西日本どこでもきっぷ」。

新型コロナウイルス感染拡大のために、直後に発売中止が発表されてしまいましたが、
感染状況が落ち着いてきたことにより、同年10月から改めて販売が始まりました。
 
2021年11月に「JR西日本どこでもきっぷ」を利用して九州と中国地方を旅行してきたので、
今さらですが旅行記として残しておきます。

 
今回の旅行は、
・門司観光
・下関でのヘリコプター遊覧飛行
・山陰方面の乗りつぶし
が大まかな目的でした。


JR西日本が販売したこのきっぷ、有効範囲は当然ながらJR西日本のエリアのみなので、
関東から利用する場合は、何らかの方法で米原や新大阪まで移動する必要があります。

まずは東海道新幹線で新大阪へ。

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利用したのは、東京駅9:54発の「のぞみ315」号。
 
今回の旅行は、きっぷ発券の都合上、新大阪での下車が必須なので、
乗り過ごし防止のために新大阪止まりの列車を選びました。

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東京駅発車の時点では1両まるごと貸切でしたが、
当然ながら、品川と新横浜で5割ほど埋まりました。

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この日は天気もよく、車内からは富士山が綺麗に見えました。

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途中、何らかのトラブルで、岐阜羽島付近で非常停止したようですが(寝ていて詳細不明)、
新大阪到着時点で、遅延は7分程まで戻っていたので、なんとか命拾いしました。
 

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今回の「JR西日本どこでもきっぷ」はJR西日本が発売しているきっぷのため、
e5489から予約した場合、新大阪駅にいくつもある窓口・券売機のうち、JR西日本のものでしか発券はできません。
 
この日はこの後も予定が詰まっていて、発券していて乗り遅れた…ということを回避したかったため、
新大阪駅での乗り換え時間を、元から多めに確保しておいたことが功を奏しました。

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JR東海のみどりの窓口の外に1台だけ設置されていた券売機で発券し、
売店で昼食用の駅弁を調達して、「どこでもきっぷ旅行」スタートです。
 

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ここから小倉まで利用するのは「さくら557」号。
指定席車両の2列+2列シートが目的です。
 

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新大阪からは、わずか2時間強で小倉に到着。
門司観光の前に、先にホテルにチェックインして身軽になっておきます。

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1日目の宿は、小倉駅からすぐの場所にある「ダイワロイネットホテル小倉駅前」。
ホテル到着の時点で15時半を過ぎていたので、荷物を置くだけ置いて、すぐに外出しました。
 

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小倉から415系に乗って移動した先は……

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門司港駅!

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門司港には初めて来ましたけど、めちゃくちゃ雰囲気ありますね。
私以外にも、いくつもの観光客グループが撮影に励んでいました。

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ホーム脇の留置線には、九州独特の赤色の電車たちが。
遠くまで来たという実感が湧いてきます。
 

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車止めの先には、門司港駅が九州の鉄道の起点を鳴ったことを記念する0マイル標が。
 

Dsc020902<改札内>

Dsc020982<改札外>

Dsc021002<門司港駅舎>
改札の中も外も、駅舎も駅周辺も、すべてが撮影スポットな場所でしたね。
 
駅の外では、ちょうど撮影会(?)が開かれていて、
ガチなカメラを持ったグループが、駅をバックに人物写真を撮っていました。
 

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駅から少し移動して、海のそばへ。
すぐ先には本州が見え、本州と九州を結ぶ関門橋も見えます。
 

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海のそばには、レンガ造りの雰囲気ある建物がありました。
これは「旧門司税関」で、明治45年に建設され、昭和2年まで使用されていたそうです。
今は門司税関の広報展示室になっているんだとか。
(ピンポイントでこの場所を訪問した理由は、記事の最後に書いておきます)
 

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旧門司税関の手前には、「ブルーウイング もじ」と名付けられた歩行者専用の橋が架けられていて、
見ての通り、跳ね橋になっています。
 
10時/11時/13時/14時/15時/16時に開橋するそうですが、
残念ながら現地に着いたのは17時過ぎ。この日の最後の開橋は終わっていました…。
 

このまま小倉に戻ってもよかったのですが、
まだ17時だったので、もう少し観光を続けることに。

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いったん門司港駅に戻り、バスに15分ほど乗車し、
関門橋のふもとまで移動します。

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この頃(17時半)には日も沈み、関門橋はいい感じのシルエットに姿を変えていました。
 

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関門海峡を渡る手段は、新幹線・在来線・関門橋(関門自動車道)、関門トンネル(国道2号)など様々ですが、
自分で歩いて渡る手段となると、ここ、関門トンネルの人道のみとなります。
 
せっかくなので、人道を歩いてみることにしました。
トンネル内を歩くのであれば、日没後でも全く関係ないですしね。

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まずはエレベーターで門司側の地下へ。
 

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関門海峡周辺の観光案内や、下関側から突破してきた観光客向けの案内などが用意されていました。
 

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トンネルの長さは780メートル。15分ほどで対岸に抜けられるとのこと。
それでは、下関に向けて出発!
 

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排水のため、トンネルはそこそこの傾斜で下っていきます。
 
人道は車道とは完全に区切られているため、
ウォーキングやランニングをする地元の方も多かったですね。

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県境を通過します。

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県境のあるこの場所、海面下58メートルなんだとか。
ごく普通に歩いていますが、とんでもない場所ですよね…。
 

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人道をさらに歩き……

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下関側に到着!

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\突破記念の1枚/

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突破記念にさらに1枚。

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地上に出た頃には完全に日が暮れていて、
関門橋はライトアップされた状態になっていました。

こんな時間に本州側に居ますが、この日の宿は小倉。
JR下関駅まで移動して在来線で小倉へ移動する、あるいは人道を戻る方法もありますが、
それとは別の方法を選んでみました。

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バスで唐戸まで移動し、関門汽船で門司側へ戻ります!
 
夜の関門海峡を海上から見てみたいといる理由と、
関門汽船の門司側乗り場はが門司港駅のすぐ近くで、小倉に戻る際に便利という理由もありました。

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この船には、1階の室内席と2階のオープンデッキ席があるのですが、せっかくなので2階のオープンデッキへ。

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いざ門司港駅に向けて出発!

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海の上から見た、夜の関門橋。
ライトアップされた姿がとてつもなく綺麗でした。

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乗船時間はわずか5分なので、あっという間に門司港駅へ到着。
 

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門司港周辺のの夜景を眺めてから、小倉へ戻りました。
翌日もあるので、駅の近くで夕食を済ませて早めに就寝しました。

 
JR西日本どこでもきっぷ旅行、1日目終了です。

2日目へ進む


門司港の「旧門司税関」に来た理由。

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ソシャゲ「アサルトリリィ Last Bullet」のイベント「朋友のブルーストライク」で、
背景として使われていた場所への聖地巡礼でした~

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